散乱と杪夏

さんらんとひょうか【登録タグ:2022年 Tokaya VOCALOID さ 初音ミク 曲 曲さ】

作詞：Tokaya
作曲：Tokaya
編曲：Tokaya
唄：初音ミク

曲紹介

『夏の恋を思い出したの』

• illustration：澱。
• Tokaya氏の46作目。

歌詞

海の青さを思い出したの
そこに映るシルエットまで
夏の恋を思い出したの
何でもない風のせいで

思い出すだけじゃ足りなくなって
会いたくなってしまうんだ
肌着が映る記憶の中で
溶け合った光　紛れた不埒だ

砂浜に書くなんて幼稚な愛おしさを
信じたくもなるの

グッバイ、シーサイドに流れ着いた青たちも
波が攫う前に、僕らを追い越してった夏だった

夏服に散乱した青に目が眩んで
君がいなくなったように見えた
初めからいなかったんじゃないかって
それくらい君に見惚れてた

「待って」シーサイドで同じ夢を同じ好きを
同じ季節にしていたこと　二人で

偶然会ったら君とは何を話すかなぁ
違う誰かがいるのかな
それとも

アスファルトの上
君が揺れていつかは忘れてしまう
そんな事を思ったんだ
たらればはお互い様だから
忘れられなくなっててよ

海の青さを思い出したの
そこに映るシルエットまで
夏の恋を思い出したの
何でもない風のせいで

砂浜に書くなんて幼稚な愛おしさを
信じたくもなるの

君へグッバイ、シーサイドで言えなかった言葉達も
波が攫う前に、僕らを追い越してった夏も
何もかも二人で見た白昼夢
それでいい、 あの夏は夢でいい

さよならだ

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