曲紹介
曲名:『美しいもの。』(うつくしいもの。)
歌詞
(YouTube概要欄より転載)
割れた心の、あのぐちゃぐちゃになった、鋭い欠片が刺す光。
あれを何と呼ぼう。
何も救えない、何も変えられない光のことだ。
水をやり続ければいつか必ず花が咲くと教えられて、
セロテープさえ持っていれば全部元に戻ると信じている。
夢を刷り込まれた彼が砂の山を疑うことはなく、
果実を探して必死に穴を掘り続けるその背は、
食われることを知らず、いつも青空を眺めていた。
私は笑っていた。
私はそれを嗤っていたのだ。
持っていた勇者の剣がただの鉛筆だと気付くとき、
あの子の夢は明けるでしょう。
自分が。何も変えられない、ひとつをも救えないことを。
やがて知るのだ。
割れた心の、あのぐちゃぐちゃになった、鋭い欠片が刺す光。
それを美しいと呼ぼう。
それを愛おしいと呼ぼう。
聞け。
心の消える音だ。
コメント
最終更新:2023年12月12日 19:24