曲紹介
「これでもう何も怖くないね。」
歌詞
気づけば 目を閉じていた。
読みかけの手紙が滑り落ちて
夕方になっていた。
もう、大人になっていた。
全部が無くなったらどうしようか?
「それも悪くないと思う。」なんて
手紙の最後の行 そう書いてあったりして。
「これまで」も、「これから」も、
どれ一つ意味はなくて
背が伸びた あなたの影法師。
何も無いって笑い合って 自由のわけもとっくに捨て去って
「これでもう何も怖くないね。」
そんな言葉で夜を待っていた
太陽に触れた帰り道に 指先で満月を描いていた
その光、空に溶ける前に 逃げ去ってしまおうぜ
遠くまで。
気付けば 夜みたいで
読みかけの手紙が音を立てて
拾えなくなっていた。
もう、大人になってしまっていた。
それを悲しいって言うには ちょっと無理があってさ
なんだかんだ、今日の意味に気づいていた。
そんなことばっか歌っていたって
戻れないのにね。
飽きもせず繰り返す
ぼやけた月を見ていた
笑っていた あなたの影法師さえ見失って。
何も無いって笑ったって 自由の意味も一緒に消えちゃって
「あなたが居ないと怖くなって、」
そんな理由で朝を待っていた。
太陽に触れたはずの指が あなたのその手より冷たかった
その熱がいつか冷めることに 気付こうとしないまま。
いつかは旅立ってしまうの 春風が止む頃に気付くの
そうやって遺した言葉さえ消えていくみたいで
ねぇ、馬鹿みたいね。
あぁ、気付いていた 最後まで読まずとも知っていた
「何も間違っていない。」と
あなたが笑っていた。
気付けば 朝みたいで
読みかけの手紙と目を合わせた。
読まずにしまったのは
大人になったから?
全部が無くなったらどうしようか?
「それも悪くないと思う。」なんて
手紙の最後の行 そう書いてあったりして。
そう書いてあったとして。
何も無いって笑い合って 自由のわけもとっくに捨て去って
「これでもう何も怖くないね。」
そんな言葉で夜を待っていた
太陽に触れた帰り道に 指先で満月を描いたのは
目に映る何もかも 綺麗で
何が無いかも分からないで 醒めない日々はとっくに過ぎ去って
あなたを一人ただ待ち惚け
そんな私をまた笑ってくれ
太陽に触れた手を引かれて もう一度満月を描けたなら
そのまま夜空に身を任せて 逃げ去ってしまおうぜ
消え去ってしまおうぜ
最期まで。
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最終更新:2025年07月20日 00:40