曲紹介
曲名:『Night dieving』
歌詞
絶望の逃走の中
ありきたり 相槌を吐いている
しょうもない自問自答
水面に浮かんだ蜃気楼
ポケットには 喧騒一つ
空になった心が泣いている
ひたすら何処かに行こう
無理にでも笑っていよう
分かってる 目を塞いで生きてんだ
影に隠れた悲しみが僕の脅威になって
淡い期待に絡まったまま飛び込んで
ひたすらもがいている
満たされて
背景になれば
身体を捨てれば
ずっと 何処までも
深くまで行けるようで
光を求めて答え探しては
深海の中 泳ぐ
耳の奥
裂くようような声も
生まれた理性も
僕なんかにまだ保てるはずもなくて
光を求めて答え探しては
分からないまま 泳ぐ
泳ぐのさ
結局、僕は孤独だ
路地裏でひっそり溺れている
不安が不安を呼んだ
誰もが笑う凡庸な自我
終わらないよ、悲劇はまだ
朽ちた心に針が刺さっている
今日はもう早く寝よう
明日になりゃ何か変わるだろう
ずぶ濡れな
この身を任せて
錆びついた身体で
冷たい場所を
手探りで彷徨って
時の流れにひたすら逆らって
夜の闇に 消える
じゃあ僕は
どうしていたいんだろう?
じゃあ何をしたいんだろう?
生活を忘れて今日も青に染まる様
もう馬鹿みたいだ なんて思えるかな
明日までずっと 沈む
沈むのさ
水槽より素晴らしい世界へ
言葉に意味も持たぬ世界へ
僕を誰も知らない世界で
鮮明に見えた廻る世界で
中身のない頭蓋の向こうで
与えられた痛みにも慣れて
夢の中ぐらい気にしないで
濡れた舞台で慰めあって
死ぬ
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最終更新:2023年12月12日 20:52