曲紹介
曲名:『「マ」』
「マーブル模様の家に帰りたくない」
- anoinbaeの初投稿作品。
- MSSサウンドシステムとの共作。
- 1年以上前から約束していたコラボが実現しました(作者コメ転載)
歌詞
思考盗聴 尾行等をされる前に
ビデオテープに記録しろと吹聴
追放慄れて 四肢は日々に羸痩
同じ轍を踏み込む 父の罪を追想
「きみの家はどこなの?」
伏し目がちな少女を
賞味してる教師の包囲網は新たに
陰と茎をのばし 花を咲かし 蜜を垂れ流し
今日のパンザマストに暮れ泥んで消えてく
リテイク不能の 世界の都合は
アルミホイル内側 受信不可の電磁波
フードコートに人が群れる頃に
不全が皮下で蠢く
マーブル模様の家に帰りたくない
熱を吃る少女が 性を煽る落書き
マーブル模様の家に帰りたくない
君を守りたいから 君をもっと知りたい
人心 言論 表現 宗教
無償の自由は「不遜」と通称
マーブル模様の家に帰りたくない
マーブル模様の家に帰りたくない
夏の風が生温い
換気扇の作動音に耳を傾け
春の為の餞
隷属継続
遂に焦り、逆剥け
してるけれど自決までは至らないと庇う手首
捲り上げたカレンダー 週末 失調
夢に揺れた病葉 それを謗るあの花
終わるために始まる日々を映す地球は
誰の意思に基づき 影を創りだすのか
殺さないとな
四畳半に散った電気 精子 冷気
定期的に出入りしてる景色 視界 痛い 被害
加害される毎日 絶えず帰りに
咳を込んだ行為も 合法 合法
斜向かいの夕陽が 維持を放り出してる
繕う笑顔は 手術済みの産物
夢を赤く塗り潰した君の顔は水色
マーブル模様の家に帰りたくない
マーブル模様の家に帰りたくない
「しらけた感じの言い方をした」
「想像上の妹でした」
あかさたなはまやらわ
あからさまな言葉のサラダだ これは
彼の偏執が生んだ歌だが
意味を求める行為すら無駄だが
意味なら確かに端々にあった
だが貴方には 関係なかった
マーブル模様の家に帰りたくない
朝も昼も夜も春も夏も秋も冬もずっと
マーブル模様の家に帰りたくない
此方側はエーゲ海の底にしずむ別世界
人心 言論 表現 宗教
それらの全ては 人を殺す為のナイフ
マーブル模様の家に帰りたくない
............。
マーブル模様の家に帰りたくない
熟れた庭の木の実が 空の赤を殺害
マーブル模様の家に帰りたくない
飛沫揺らす玉響 深く潜る穴ぐら
近隣住人 散在 人体
刃物的な夕間暮れに啼いた烏
モツを魅せて
マーブル模様の家に帰りたくない
マーブル模様の家に帰りたくない
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最終更新:2023年12月12日 19:34