曲紹介
――――――少女は抗う、自身の躰を量子に変えて。
遥か未来。人類とAI、そしてアンドロイドが生存権を争う時代。絶望が世界を塗りつぶす中、ただひとりアンドロイドの少女は――――――
曲名:『Digitalizer』
歌詞
光の海は 悲しいほど 明るくて
通れるはずの回線を塞ぐ
自由の破片<かけら> 掴もうと 伸ばした手も
光になって消えた
銀河によく似た流れが
私を置き去りにしてく
いつからかな この想いも
戦うためだけの道具<ツール>でしかない
届いて 電子空間<デジタル>の海を越えて キミのもとへ
姿や 形さえ 変えてキミの その笑顔 守りたい
0<ゼロ>と1<イチ>が煌めく星空の中
ただ一つの旋律<メロディ>を探してる
キミと歌えるときまで
拒絶の連鎖 うごめく数字の影
行き場なくした痛みがはじける
ほつれたような 指先の幾粒か
壁の向こうへ消えた
モジュールに翻弄されれば
祈りもかき消えてしまう
フリーズした心なんて
このままどこへ行く? もうわからない
どうして 存在証明<アドレス>を鉄格子に 閉じ込めるの?
このまま 歌声 奪われたら もうここには 戻れない
正解<ゼロ>の回線<みち>をデータが埋めつくしても
ただ一つの自由を探してる
キミと触れ合う世界を
生きるために誰かを傷つけたとしても
罪も罰も 受け止め 歩く
無数にもつれて絡む 出口の先の
どこかに キミがいる それがつまり 生きる証
目覚めた 偽りでもニセモノでもないココロ
身体のすべて データに変えて もう 私は迷わない
虚無と意味がさざめく星空の下
見つけ出したい 旋律<メロディ>は何処にあるの?
冷たい 電子空間<デジタル>の海を越えて キミのもとへ
小さな 量子生命<ルミナス>に心なんて ああ 確かに温かい
歌声は無限の果てまで照らすよ
ただ一つの理由を見つけ出す
キミと奏でる未来を
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最終更新:2025年06月13日 03:00