曲紹介
ただあなたに会いたかった。
曲名:『雨とラヴェル』(あめとラヴェル)
- 大江カルシー氏の4作目。
- 雨が楽しい曲です。(本人コメントより転載)
歌詞
雨に燻んだ街を一人眺めて 自己憐憫のまま七曲り
雨が降ったら君は来ないから やることもなくて
あなたにとっては私は何?
あなたを取ったら私は何?
... そう、
雨の音で漫ろになってどこにも動けない
差し出される傘を待って 目を閉じて
I may say you goodbye 零れ落ちてしまったような
心の情動も愛憎もあなただけの言葉だった
「曖昧でいようか。」なんて
「これ以上求めないで。」なんて
願っても渡りに雨
繋いだ電話越しの曇った音 気怠そうな声、耳について
言葉を編んでも 黙りこくっても 居心地が悪く
雨脚次第に強くなって
あなたの声など聞こえないや
ねえ、
I may say you goodbye 何れバイバイだって知って
私はどうしたいの? I don't know
ただあなたに会いたかった。
曖昧な私たちはずっと
泣くような曇天にずっと
答えを探して
雨の庭で傘を差して霞んで居る
ああ、
何回も何回も重ねてぼうとした私は、
楽観で最低なあなたの様に為りたかった。
曖昧な私たちを悼むように降った雨が
遠く止んで
I may say you goodbye 零れ落ちてしまったような
心の情動も愛憎もあなただけの言葉だった
「曖昧でいようか。」なんて
「終わりにしようか。」なんて
願っても渡りに雨
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最終更新:2023年12月12日 20:51