春一番

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作詞:thus
作曲:thus
編曲:thus
唄:初音ミク

曲紹介

 どうも、春風が聞こえるthusです。
 次の3/27で所謂ボカロPになって丁度10年。続ければ続けるほどに段々自信が無くなってきて、春の訪れもあってか、最近の何もない日は鬱々と寝込んで「どうせ私なんて…」何て考えながら過ごすという日が多くなってきました。これは良くありませんね。然し深く意味を込めて作った作品が単純計算で54作品連続でコンテスト等で落選を続けると、結果をそんなに気にしていないとはいえ、結構堪えるものがあるのもまた事実です。評論家から貴方は無価値な雑音だと言われ続けているようなものですから。それはそれは辛いものなのです。
 自分を信じられなくなった時は、自分を信じてくれる仲間を信じましょうという、誰だったかな、丁度先日話題になっていたファイアーエムブレムifの主人公カムイがそんなことを言っていた気がしますが、つくづくいい言葉だと思います。10年も続けることができたのは、そういった私を信じて下さる方々のお陰だとしみじみ思うのです。有難いですね。実際問題、「私の曲誰も聴かないなら居ても居なくても同じだから居ない方が良いや」という数学を営む者独特の「無いなら無い方が良い」という合理性の悪魔に唆されて一度アカウントを消して了った過去があるので(初期6曲、全部再投稿しています)、この10年の間に「もう…」と思ったことは幾度とありましたが、結局そうやって言い乍らまた歩き続けて10年経ちそうです。ゆっくりと繋がってる、的なもののわからんマカダミアのような。
 そして最近はちょっと心配気味に疲れ切っている感じです。そうですね、何かよくわからないのですが、此処数か月で急激に自信を失くし始めています。一体何なんでしょうね。春風の妖怪の所為にしておきましょう。
 今回はえりゃあ後ろ向きな内容になって了いましたが、今回はずっと前から作りかけにしてあった春風の曲です。ばってん「エンスプリング」とはまた別の激動的な曲なのでどうぞお聴きください。
曲名:『春一番』(はるいちばん)
  • thus氏の121作目。
  • 『ボカコレ2023春』参加楽曲。

歌詞

YouTube動画概要欄より転載)

遖と鳴く 並木の日向より
一片々 零ち行く牡丹の陽が
千夜一夜を過ごし当たり積もり
亘り一面を点々と色めかす模様

僅かに余す 沿う路の雪は泣き
そして聴こえる仄かな春の息吹
幾度何度と繰り返す明けを
此度と迎えた 占う花の活ける地かな

滾々と雪解けるを 燦燦と照らす太陽
湿り渇く展覧と 総じてひらひら
斉のでジャンプを吹き上げる瞬間
枝を離れて飛んだ

君が生けるのなら 癡れるのなら 僕は構わないのさ
空を舞い上がる天真乱羅と花が咲く
春風が聞こえる また聞こえる 颯爽とし揺り動く
凪を打ち破り 撩乱百花と華が舞う

転々と舞い落つ林街道 行方を眩ます様相
外を彩る旋法 総じてひらひら
斉のでジャンプと飛び零ちる花弁
幹を離れて渙った

君が生けるのなら 癡れるのなら 僕は構わないのさ
林を駆け抜けて天真乱麻が花と咲く
春風が聞こえる 未だ聞こえる 囂囂とし照り映える
桃の吹き抜ける撩乱百花が風と吹く

潸潸と漓るる流麗も 淡々と枯れて散って
一瞬へ終わり来る 総じてひらひら
斉のでジャンプを弛まない瞬間
そして静かに舞った

君が生けるのなら 癡れるのなら 僕は構わないのさ
花が辯り欠く天真乱麻が花と散る
春風が去り行く音が集き 颯爽とし羽搏ける
桃の揺らめきが天真爛漫と花は去る

君が生けるのなら 癡れるのなら 僕は構わないのさ
花は辺り掛け天真乱羅が花と散る
春風が去り往く 只去り行く 颯爽とし去り往ける
空へ舞い上がる繚乱百花が華と散る

君が生けるのなら 癡れるのなら 僕は構わないのさ
花は語部に天真乱螺が散と渙る
春風が去り往く 只去り行く 颯爽とし去り往ける
遠く流れ征き 撩乱百花と華が舞う

春風が聞こえた また聞こえた 颯爽とし去り往ける

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最終更新:2023年12月12日 22:28