曲紹介
曲名:『双角の伝承歌 - Lore of the Horned Priestess -』(そうかくのでんしょうか - Lore of the Horned Priestess -)
- ボカデュオ投稿曲のボカロカバー版。
- 民族調が得意なメンバーで集まって作った楽曲。
歌詞
(配布ファイルより転載・編集)
遥かな蒼空を翔けて 巡りゆく想いよ
重ねた手の温もり 君の中へ還ろう
shlas team a shente, horne juorm reksha lag fetta reyhe.
(森の奥のまた深く、角持つ神子を祀り繁栄する村が在った。)
dualle juorm bouzz ourgus, fourn uspa jolle dir.
(やがて産まれた双子の神子は、忌むべき者としてその絆を引き裂かれた。)
生まれ落ちたその日から罪を背負って
川面を滑りゆく揺り籠は軋む
“神の御子”と祀り 傅かれても なお
虚ろで満たされぬ心は閉じゆく
きこえる やみのこえ/みえるよ あしたが
呪われた力は要らない
解り合いたい ただそれだけを願うことすら
許されない此の身に救いなど有るのか?
届いて 哀しみの音/響いて 悲しみの音
まだ見ぬ誰かへと /まだ見ぬあなたへと
舞い降る白き羽根は 二人繋ぐ絆
salva twour iosh azzuna, quino skalle muss taggona.
(傷ついた梟は川下の村に辿り着き、流された神子と邂逅する。)
lackt alouz farre ixsa, sowhel duss tygga meckti.
(主の元へ戻った忠実な僕は、生き別れたはずの二人を繋ぐ。)
rusty colle jumma chelio, mewlar coza liff kellum.
(遠く離れた地で思いを交わし、荒んだ心は少しずつ癒やされた。)
diccre val careshe trea, sunn igreaz neol lisky.
(知らぬ間に廻り出した時の輪は、もう誰にも止めることはできない。)
生まれ落ちたその日から“神”と呼ばれて
内なる声はただ 心切り裂くばかり
息もつけぬ戒められた此の檻に
光を齎した双つ子の宿命
ann shety comt arica, ghilla pha quan jutees
(風を司る者、その哀しみは嵐となり)
sol cesty comt arica, tong catille ficks arte
(雷を司る者、その憎しみは雲を呼ぶ)
きこえる あいのうた/みえるよ みらいが
呪われた力を放とう
解り合えない全ての者に永久の眠りを
忌まわしき此の森を 創世に戻そう
shety la kwey, jium ent enowi
(風よ、天より吹きたまえ)
cesty la kwey, jium ent sai
(雷 よ、天より降りたまえ)
吹け 胸を穿つ風 /降れ 雷を抱いて
舞え 全て呑み込め/薙げ 全て壊して
授かりし此の命 今 御許へ捧ぐ
遥かな蒼空を翔けて 巡りゆく想いよ
重ねた手の温もり 君の中へ還ろう
crack entella, flack enbelle, fous anti cram delli yor
(哀しみも、憎しみも、全て無に還そう)
shalle quo duss chemi nua, uspa nuel
(二人の生きた証は、固く結んだ絆だけ)
shlas team a shente, horne juorm reksha lag fetta reyhe.
(森の奥のまた深く、角持つ神子を祀り繁栄する村が在った。)
dualle juorm bouzz quirgis, kyar nisca jolle dir.
(やがて産まれた双子の忌神子は、森の契りを神へと還した。)
コメント
最終更新:2023年12月12日 22:40