曲紹介
曲名:『メリトクラシー』(めりとくらしー)
- 無色透名祭参加作品。
- 公開順としては実質杏ノ雲氏の6作目にあたる。
歌詞
(動画から書き起こし)
なんて馬鹿げた面だ枯れた葦の様だ
とうに透過した愛を追い求めている
そっと触れる指先払うこともなく
ただなされるが儘、燻らす。
嗚呼
「冷えた手を掴んで、終点まで、連れて行って。」
「酷く震えた唇で何を思うの。」
「独り気取りは、もうやめにしてくれないか。」
痛覚では測れない、傷を。
ずっと救いを待ってそのまま灰になって
いっそ無様でも甘い蜜を吸って
ちょっと嫌になってそれでも癖になって
脳が腐敗していくそんな生活に価値を求めている
美しく唯咲いて居て。
今夜はどうも最低なんだ。
手首に咲いた彼岸の華を、
どうか、摘まないでいて、
なんて。
ずっと拒んでいたんだ“普遍”に堕ちるのを
こんな痛みでは誰も振り向かないと
きっと解っていたんだ胎の奥底では
飼いならされた“私”が其処に居て
全部終わってしまえと希望に釘を打って
こんな終幕では何も救われないが
きっとこれで良いと白い花束以て
嗚呼、誰の聲だ。
下らぬ正義感に 笑みを零している
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最終更新:2024年01月07日 01:22