曲紹介
曲名:『浮遊する黒』(ふゆうするくろ)
歌詞
朧げな記憶を起こして重たい頭を冷やして 頭を冷やして如何して?
覚束ない足元そろえて逃げた熱気にキスして
こんな暮らしがこわくてどうか死んでしまいたくて
偽物のこころの想い出君はあの日で待ってて あの日で待ってて独りで
しみたれた感性ころして僕は夜空をなくして君は光をなくして
星はひとりきり
揺れる街灯、凍てるモラリティ 描いた世界は、崩れ落ちた
溶ける魔法、拙い言葉を 紡ぐことだけ
涙の色を数えたこの部屋で ただ、ただ赤紅色の肌、黒に染まりきって
悴む手でペンを執る 君のことを描いてしまうよ
狂れる、愛情 繕うトラジティ 望んだ未来は、行方知れず
燃える水面 視界が狭くて 足がもつれた
話がしたかった嘘だとわかっても潮騒で溢れたあの海岸通り
触れた指先の確かな冷さが僕の心臓まで伝わる刹那の詩
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最終更新:2023年12月12日 22:47