曲紹介
私に残された才能は、あまりにもありふれた『優しさ』でした。
曲名:『優しさしか売るものがなかった』
歌詞
顔がいいわけじゃない。頭がいいわけじゃない。
もう夢を見るのも忘れた頃に目覚めたセンス。
中途半端でさ、そのくせ常識はないから、
普通なとこと奇抜なとこの悪いとこ取りだ。
上手くできること、投げ出さずに続くことなんて、
何も言わずに 顔に出さずに 合わせるくらい。
なるほどそれがあたしだけに
与えられたスキルだと言うなら。
この目を細めて口元上げ、
笑顔に変え、みんなのため、差し出してあげようか?
「大変だよね、わかる。わかる」
分かりそうなところを探して頷いてみせる。
素直な感情は隠す、隠す。
優しさしか売るものがなかったから。
意外に売れていく。
無料で作れる優しさは、
他の人には言えないことも頼られていく。
失えば取り戻せない。
美しく言えば「信頼」だけど。
ただ「切られる」こと恐れすぎて、
絡まれたり、縛られたり、されてはいないだろうか?
「大変失礼致しました」
悪くないと歯向かう言葉は心に仕舞って。
激しい雑言に耐える、耐える。
優しさしか売るものがなかったから。
悲しいことも 笑顔で迎え、
涙は見せず 騒いじゃだめだ。
誰かのため、みんなのため、笑顔でいなくちゃ。
何にも出来ないわ。お役に立てないわ。
何にもなれない 私は優しさしか売るものがなかったから。
不快な感情は代わる代わる、
頭ん中浮かんで貴重な休日を溶かす。
優しさばかり差し出すのは、
誰よりも優しくされていたいから。
「みんな似たようなもんだよね、わかる。わかる」
あたしたちは互いに分かり合えたフリをしてる。
哀しい冗談を囃す、囃す。
優しさしか売るものがなかったから。
コメント
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最終更新:2025年06月26日 02:37