The Art.

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作詞:空良
作曲:スペクタクルP
編曲:スペクタクルP
唄:初音ミク

曲紹介

曲名:『The Art.

歌詞

父が紡ぎあげた作品たちを 紙の中から眺め続けた
現実に幻想を抱いてた それは 幼い私の希望

 ある芸術家は 生涯の最後に一人の少女を描きました  
 少女は外の世界を夢見て 一枚の絵から動く作品になりました  

願い事をしてました ずっとここではいやでした
やっと築いた絵空事のお城は あまりに空虚で満ちてました

ある日現れたあなたは わたしが望む全てを持ってた
作品達(みんな)が届けた合図に 戸惑いながらも飛び込んでくれた
絶対ここまで来てよね ずっと寂しかったんだよ
探して 求めて 飾って 作って 笑って 描いて 破いて 待っていた

人がわたしたちを眺めながら 楽しむ姿を羨んでいた
必死に額縁から出てきても 帰る場所など どこにもないの

 外に出るチャンスと 友達を手に入れた少女は  
 ここから無事に 出れることを信じて疑わなかったのです  

願い事をしてました 独りきりは嫌でした
やっと現れた現実の住人 初めての友達ができました

一緒に外に出ようね 絶対約束だからね
別れて 知られて 壊して とぼけて
それでもわたしは あなたといたかった

行き交う観客の愛を見つめ 一番大切を求め続けた
絵の具に慣れ親しんだこの身が 人間になることを許さない

 だから尚の事 自分の秘密を知られてしまったことが許せなかったのです  
 彼らを探して数時間 ・・・それはあまりに残酷な時間でした  

願い事をしてました それが愛と知っていました
見られてしまった私の部屋 恐れた感情が込み上げました

願い事をしてました 永遠(とわ)の愛を望みました
追い続けたのは憧れだけ 初めてあなたに刃を向けました

扉を 開いて 縋って 握って 笑って 紡いで 愛されたかったなぁ・・・


与えられたぬくもりの影が わたしのわがままを 許さない
自分勝手に動いたこの身体 火がわたしの存在を 許さない

足元から徐々に伝わる熱 いつか外に出れると信じて
ずっと一人耐えてきたのに お願いだから置いていかないで


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最終更新:2024年01月11日 09:03