曲紹介
「初めて見た街は夢の中だった」
曲名:『夢路の街』(ゆめじのまち)
歌詞
(動画内より書き起こし)
目に見えていた、森と街の中。
住家をなくした、彼の手跡。
手を合わせていた、波と渦の中。
夏の夜に消えた独り言。
青空広がるこの大地に、見つけた近未来。
真っ二つになった狭間の中で、始まる御伽噺。
自然の中で歩き走りと、彷徨い続けていた。
只管ただ歩いた先には、何が見えるのだろう。
森の中駆け抜けて、辿り着き見た街並みが、
何処かで呼んでいる気がしたんだ。身体が動き出す。
目に見えてきた、建物の間。
誰かの影をも忘れ去られ。
咲き煌めいた。
芽生えた記憶が、何処かで鳴いていた。
嗚呼。
歩いた精神世界の中、惑う心の底。
足跡の先、脳裏の中に、誰かがいるみたいで。
招く様に聞こえる人影が、身体を引き寄せる。
架空の看板の中、冴えた音が聞こえてくる。
すると目を隠されて、突如消されてしまう様に、
いつの間にか飛ばされてしまった。見飽きていた薄日。
手を差し伸べた。獣道の中。
迷宮を駆け抜け辿り着いた。
手を差し出した。まだ続いていた。再び現れた街並み。
幻想が緩み、視界が掠れる。
あの景色脳裏に焼き付けて。
みんなさよなら。また逢える日まで。
そう想いながら目を閉じた。
コメント
最終更新:2023年12月12日 23:06