曲紹介
曲名:『灰白へ』(かいはくへ)
歌詞
(YouTube概要欄より転載)
海、冩した隘路に
翡翠の夢を落とした
空、揺蕩う中で
芒の聲が
泣いていたから
嘘、あなたの背が
朝靄に視えた気がした
屹度、絡まった糸が
千切れているんだ
知っていたから
嗚呼
吐き出した音が
忘れられずに
僕等は正しい
其れすらも悲しい
有り触れた此の命が
消えて征くのは
仕方がないらしい
悲痛の聲
届かずに
降下、記憶の隅に
遠ざかるあなたが居たのだ
今日は、何処へ征こうか
続きの道が
絶えていたから
どうか、あなたの言葉が
私に残りますように
透過、翳したアイロニー
沈んだ夢が
咲いていたから
泣いていたから
嗚呼
吐き出した音が
忘れられずに
僕等は正しい
僕等は正しい
嗚呼
此の命が
消えて征くのは
仕方がないらしい
仕方が……
なあ
降り出した雨が
止んで仕舞うのが
どうにも悲しい
夢だけが正しい
張り裂けた此の気持ちが
消えて征く迄
傍に居て欲しい
どうかどうか
其の儘に
海、寫る七色の
雨雲が僕を殺した
黒、揺蕩う儘で
影法師だけが
確かに在った
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最終更新:2023年12月12日 23:11