曲紹介
曲名:『雨が降っている。』(あめがふっている。)
歌詞
(本人コメントより転載)
影を彷徨う言葉の向こう
隙間から聞こえる街のノイズ
夜のしじまにどこかで壊れてゆく
確かにそっと息をしている
白線の上 喧噪抜けて
空 閉じ込めた声が響いてる
雨が降る夜に音楽を紡ぐ
ただ一つ色を見つけた
指で触れた世界に消えた君の事を
探していた
雨が降っている。
ただそこで泣いている。
喧噪に埋もれる感情、心情、激情、
ずっと閉じ込めている。
水たまりに反射したネオン。
時計の針と同期する鼓動。
その思考も消えてゆく。
きっと今日が明日へ溶けてゆく。
街の光が映る雲に包まれ漂う
冷える肌は白く トンネルの中こだまして
消えてゆく 青いまま泡になる
髪が濡れて反転する鏡の中
雨が降る夜に朦朧と浮かぶ
傘の中 少し見上げた
時が止まる世界で消えたこの気持ちを
探していた
見えない果てまで
広がる痛みを忘れて消えた
雨がまた僕を喧噪に溶かす
声は今頭の中で
響く繰り返すように
沈む月を眺め願っていた
雨が止む朝に感情を照らす
夜がまだ混ざる街には
君が残した息が白く溢れてくる
光のまま
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最終更新:2023年12月12日 23:13