曲紹介
どうも、友達になれなかったthusです。
ずっと原曲集アルバムの編纂を頑張っております。気持ち的には、もう120曲分全部出せている予定だったのですが、思った以上に面倒な作業が多く、今年中に出せるところ迄ちゃんと出せるだろうかと心配になってきました。
今年度始まって未だ半年しか経っていないのに、今年度だけで親しい人とお別れすることが数回連続していて、こんなに辛い思いをするのだったら誰とも仲良くしない方がいっそ楽なんじゃないのかとすら思えてくるくらいには、心が参ってきています。私と仲良くするから別離して了うという関係式が私の中に学習され始めていて、人と関わるのを懍れ始めているって感じです。でもそれはどうか避けたいって心持ちが未だ確かに生きているので、それに頑張って肖っていこうと思います。鍵が導く心の儘に(?)
ファイアーエムブレムエンゲージのお話。誰かがやっているのを眺めていて面白いです。特に矢張りアルフレッドさんには驚嘆と畏敬を禁じ得ません。筋肉と鍛錬への執着が凄すぎて、他人のワークアウトに対して「素晴らしい! 僕も幸せだよ!」と何故かご自身が幸福を感じ始める程で、その言葉を聴くたびに「なんでだよ」と私は呟きます。なりますが、その呟きには何処か親しみと安心の籠るのです。きっとそれは矢張りアルフレッドさんの、他者の幸福を自分の幸福と感じるほどの純粋な優しさなのだろうな(多分)と、敬意を表せざるを得ないところです。流石アルフレッドさんです。
エンゲージで印象的な話をもう一つ。ヴァンドレさんが弁当作りを担当した時がありました。「し、守衛として…ちゃんとせねば…」みたいな如何にも失敗する感じで(しかも途中で「あっ…」と聞こえながら)料理をされた結果、案の定大失敗で、オルテンシア王女に怒りと共に物っ凄いボロクソに「不味い!」と言われていました。同席していたセリーヌ王女が「ど、独創的な味ですね…」とフォローを入れていらっしゃいましたが、否そのフォローはとどめだろうと思っていると、画面には最低評価がドーンとでかでか表示され、ヴァンドレさんは見事虔されました。こうして私の中では、ヴァンドレさんは料理が下手という印象が焼き付きましたとさ。
曲名:『破傷風』(はしょうふう)
- thus氏の101作目。
- 第12回プロセカNEXT応募楽曲。
歌詞
しんしん冷気零る白夜 融けた霜 降りる白夜
じんじん詢い諏る最中 その姿を覧止めれずに
漸う淡くなる極夜 晶結も華い中で
不幸にも事故が遭った
しんしん凍気舞う白夜 駆けて日の廻る白夜
延々 目眩き乍ら 全方位磁針の指す
滔々 逸れ做す極夜 夜もすがら皓める中で
夙に御真影を掲げた面と
着物めかし付けた有刺化石と
その他 幾万方 遺す君が
不幸乍らも事故に遭った
凛として真直ぐに穿つ視線で 其処に群がる人を捌き乍ら
「どうして、君がどうして、どうして」と嘆く大勢の
人脈の衍がる様を 一度に賑わせた外側で 私が見たのは
当サークルの零れを剽窃し 首位席 狙う量産の芸凍だ
どうして、皆はどうして、どうして記念許り存い
追随自刃転生コーナーを 儲ける人の気色凶さに私は
何かに擂たれたように発った
坡を征けよ アルペンスキーの若く
喞筒で圧雪 蹙り去き 野次馬の間を縫い蹌踉け乍ら
茫い旅路
飛沫[シブ]いて邁けよ 漆を繚える似く
風化にその身 鑢剥り 白昼刃らす零度の地で
寥か彼方
生き物の眠る閑静こそを 延々と展ばす極夜を
一向 凍てつく沈みを黙々 離れて往くほど
鎌鼬が切れる似き辻切魔になれと告げる
顔無し講師の氷柱が 人肝を刳り剥り衒り
曇天 残雪を過ぎて境地へ飛び練り征く度
生死に立ち会う私の血潮が滾り冷え上せ
暴れる粉雪に呑ませ 淘汰を嘯く悪魔が
遍く冽たい胸へ 私の壊死を庶幾うよう
嗚於、雪崩が
怒れる君の忠を代弁するかの如くに
私の生命を脅すようだ
嗚於、世迷が
公開処刑の刺激に鬱憤を晴らす娯楽で
私を詰り続けているようだ
嗚於、そのまま期待に推し虔された
君の黙した丹の凍えた亡骸を背負うようだ
君へ:
ずっと疎んでいた
君が邪魔で仕方がなかった
そんな意い累ね
取り憑き成就に浮腫んだのかもと
でも、きっと、もっと前
競り合う中で潰し合い出して
何某が冷え切って
毀れたことかも知らないけど
きっと、もっと、ずっと前
君と私は出会えていた
派閥の無い一人として
未熟を貴び嬉しんだを
向かう滑走路で惟っていた
君と私で挟んでいたあの
大氷河の深淵は
いつからあんなに裂けていただろう ロ
雹として真直ぐに向かい続けた 璧へと透ける人を絆し乍ら
そうして、世迷を通して、そうして応えを識った今
卒に外からの擦りで 隕ちる霰が導き
漸く 彼処が見えてきた
要塞化した君の自宅前 聖廟化した君の自室の後光
どうして、私はどうして、どうして何を悔いて今
真影色紙 占める一片へ 愛憎交え最後の式典へと
どうして、君はどうして 疏んだ私を呼んだんだ
派閥の膿を剥がして
要塞を閃に突破して
表彰台を壊して
君に帰る送辞を謂った
「ああ、お別れだ、私の友達になれなかった他人」
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最終更新:2023年12月13日 00:31