中学二十二年生

【検索用:ちゅうかくにしゅうにねんせい  登録タグ:2023年 VOCALOID 曲た 牢獄P 鏡音リン
+ 目次
目次
作詞:牢獄P
作曲:牢獄P
編曲:牢獄P
キービジュアル:獄卒少女♰來亜♰
AIイラスト生成:こしょ丸
唄:鏡音リン

曲紹介

何処かで分岐れた世界線。それは報いそれとも救済?
曲名:『中学二十二年生』(ちゅうがくにじゅうにねんせい

歌詞

作者公式HPより転載)

今日も昨日と変わらぬ明日が来ると
諦めにも似て思い込んでた
三十までは生きてはいないだろう
などとノートの端に書いてた
二億の弟妹(ていまい)たちを押し退け受精し生まれてきた
そんな勝者たる私が淘汰されてくこの世界だ
ならば三千世界で架空のイヌ、ネコ、ヒトを屠り尽くし
溜めた血で絵を描き詞を詠み楽譜を書き呪詛を世に放つのだ

(つぐ)んだ言葉を蟲毒で煮詰めて
紡ぎ上げたそれは私だけの呪物
今日も明日もこの非現実の王国で
咲かない花に水を与える

三十までに死んでおけばよかった
と今は液晶画面に書いてる

みんな異世界転生し私だけが取り残された
世間的には逆みたいでどうやら私が異世界だ
永遠(とわ)に埋まらない地図、進めない物語、欠片だけが積もり
終末の(とき)は迫り魔法は破れて呪詛は此の身に返る

やりたいことだけしてきたはずなのに
胸を抉るこのいたたまれなさは何だ
明日もたぶん慈雨(あめ)は降らないだろう
渇いた咽で息をしている


コメント

名前:
コメント:
+ タグ編集
  • タグ:
  • 曲た
  • 鏡音リン
  • VOCALOID
  • 2023年
  • 牢獄P
最終更新:2024年03月24日 23:52