曲紹介
曲名:『鵺』(ぬえ)
歌詞
光を厭う紙の中、
何を見ているのですか?
未だ来ぬ事務室で、
義務と云う名のパズルを組む。
あなたの既知を辿っていた、
後で引き返すために。
蠢く自我の郷里とは?
詐欺師とは何者か?
遍く知る者に、
問うて問うて問うて問い続けるのです。
逢瀬を這える短二度は、
歪められた鳥居と知らずに。
光を厭う紙の中、
何を見ているのですか?
既に手の中に在らず、
中途半端なパズルを見ゆ。
己の無知に絶望した、
あなたの顔が見たくて。
蠢く朱の本位とは?
顧慮者は何をすべきか?
瑕瑾に託せども、
聞けば「牽強付会の説に過ぎず」と。
柘榴に求む長三度、
頭蓋の線が繋がらずとも。
朱く塗られた現実は、
全てあなたの所以です。
歯向かおうとするなれば、
卑しき誤謬を抱えていて。
唸り、悔み、迷い星になり、
天命を待つのでしょう。
逢瀬を這える短二度は、
歪められた鳥居と知らずに。
光を厭う紙の中、
何を見ているのですか?
朱く塗られた現実は、
全てあなたの所以です。
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最終更新:2024年06月23日 00:21