旅人と梟

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作詞:ふうらいぼ
作曲:ふうらいぼ
編曲:ふうらいぼ
唄:重音テト

曲紹介

弱虫の歌を作りました。
曲名:『旅人と梟』(たびびととふくろう)
  • ふうらいぼ氏の2作目。

歌詞

ニコニコ大百科より書き起こし)

ある晴れた夜の事さ
一羽の梟が飛んでいた
「ホウホウ」と呟きながら
夜空の中へ消えていった

大きくなった掌を
見え難くなった眼で見ていた
どうやら僕は気付かぬうち
いろんなものを落としたらしい

絵の具で塗りつぶした
懐かしい声を思い出した
いろんなことを知った
いつまでも置いてけぼりの僕

何処までも飛んで行けるかい?
その羽が折れた時には
泣いたっていいさ
ありふれた寓話の様な
目の前に広がる夜を見降ろしていた

どれくらい歩いただろう
景色はあの頃と同じまま
軽くなった荷物だけが
「カラカラ」と乾いた声で鳴く

何処までも持って行けるかい?
落としたものはまた
いつか拾えばいいさ
ただ一つ握り締めたら
それだけは離さないまま歩いて行こう

誰にも言えない事
夢であって欲しい事
変わってしまった事
戻りたいと思う事

それしか見えないのを
隠したまま歩いていた
あの梟は何処へ行くのか
星の降る空から声が聞こえた

遠くで響く鐘の音
誰かが鳴らした愛の音
いつの間にか太陽が
星を呑み込んで顔を出した

あの日僕は雨の中
「生きて行かなければいけない」と
あなたと共に約束をした
大切な事を思い出した

何処までも持って行けるかい?
落としたものはまた
いつか拾えばいいさ
ただ一つ握り締めたら
それだけは離さないまま歩いて行こう

少しずつ景色は変わる
虹色の羽を揺らす梟が向かう方へ

ある晴れた夜の事さ
一羽の梟が飛んでいた
「ホウホウ」と呟きながら
夜空の中に消えて行った

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最終更新:2023年12月13日 00:49