鍋の小龍

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目次

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作詞：獏
作曲：獏
編曲：獏
絵：うしろ
動画：獏
唄：知声

曲紹介

曲名：『鍋の小龍』（なべのしゃおろん）

• 獏氏のボカコレ2023夏ルーキー2作目。

歌詞

(動画より書き起こし)

採点は麗らにとろけて
更には瘴気の湯にさらして
雷霆 ばらばらにほどけて
価値の自由に進む意味の回路

弾いた弦すら
見下しに染まった一言を誘うのに
火に油ばかりで息がしづらいから
炒めていた
塞いだ奥から
生まれるはずだった健やかを燃やすように
食い違っていく言葉とか
意味ないこと わかっていた

誰も傷つけたくないのに
蒸し返し蒸気機関が要の調理法から
抜け出せないのを悲しむのは弱いから？

暫定にわか雨 異星に理れ
否定の表を引き裂いて
正念場に絡まって ニラわかめ
普段着の龍で
遺産化して煮えた 道の痕、
噛み切れば・・？

暗い藻屑から
見下し行為 そのものだけを見下したい
俯瞰に帰れば次の魔が誘うから
疲れていた
塞いだ奥から
生まれるはずだった健やかを燃やすように
悪意の混ざる割合から逃げたいけど
受け止めなきゃ

気が減っては失う態度を
脳裏に貼り付けるための傷を
研いでおくから
変えて見せてよ 悲しむのは強いから

暫定にわか雨 異星に理れ
否定の理由を捨てないで
情めいた弱さを痛いほど撫でて
まっすぐな目で向かっていく意志が
虚ろでも
追いつくから

沈んでゆく水の底で
視野は狭く狭く狭く
遠く伸ばす 意味はないと
脅しより誘いに近い波
忘れた道筋を
手繰り寄せる 羽になれる
怯えた龍を
捨ててゆくわけにはいかないから

暫定にわか雨 異星に理れ
否定の理由を捨てないで
正念場に絡まっていく泥葉で
性根を超えて練った度胸でも
虚ろでも
継ぎ接ぎでも
鎧でも
拾えるから
広げるから
悲しむから

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