夏端月の青さだけ

【検索用:なつはつきのあおさたけ  登録タグ:2023年 VOCALOID watari な 初音ミク 曲 曲な 白夏十日】

目次

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作詞：白夏十日
作曲：白夏十日
編曲：白夏十日
絵：watari（Twitter）
唄：初音ミク

曲紹介

本当に君だけだった。

曲名：『夏端月の青さだけ』（なつはづきのあおさだけ）

歌詞

（動画概要欄より転載）

最低な夏が過ぎ去っていた
もう秋も終わりそうだが
何も出来ないまま大人になって征く
下らないな

「誰かの思い出になりたい、誰かの本物になりたい。」
なんてふと君の言を思い出す
今だって、僕は君の詩を書いて、あの夏を消化させる曲なんて最低だ。

いつまでも凪いで透ている
空の藍がとても痛い
君が紡ぐ言葉を想って書いた
夏の詩すら君のものだ
ただ足掻いて苦しいだけの
海の藍がとても痛いから
季節が過ぎるのを待ってる

なぁ六弦で嘘を歌って、
あの詩も海へばら撒いて、
僕は「君の思い出になりたい。」

最低な夜が過ぎ去っていた
もう日が昇りそうだから
財布も持たないで海へ向かっていく
それだけだ

「青さの思い出が足りない、君との思い出が足りない。」
なんてふと空を見上げ口に出す
最高の夏なんてのは来ないから
自分で描いた。
夏を気取って笑っていた。

鮮やかに凪いで彩っている
空の藍がとても痛い
僕が夏の記憶に惑って書いた
青い詩すら君のものだ
ただ藻搔いて苦しいだけの
海の藍がとても痛いから
今でもあの夏を書いてる

僕は君の傷になったのか？
拭えない程深く痛いの
それでも君を透く描いて
青さで全部縫い付けてるんだ
月を見上げる度、思い出す度に、
後悔で溢れてくれよ。

後生でいいこの詩を読んで泣いた君の
優しい笑顔をただ見てたい

いつまでも凪いで透ている
空の藍がとても痛い
君が無くした色を照らして書いた
過去の詩すら君のものだ
まだ足掻いて苦しいだけの
海未へ愛がとても痛いから
どこまでも夏を描いてる

なぁ六弦で嘘を歌って、
透明な詩も飲み込んで、
僕は君だけだ、本当に君だけだった、
夏の「青い思い出になりたい。」

もし僕と来世で逢えるとしたら、
君はなんて名乗る？

わたしは「海未」

僕を置いて征ってまで君が作りたかったもの。
芸術のその全てが観たい。

この先もずっと、僕の音楽を聴くこと。

いつか来世でと約束をした。
君がこの先で偲ぶような記憶でありたい。

この音楽一つで「本当に君だけだった。」
と思い出せるような。

君を殺せるほどの音楽を。

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