曲紹介
彼方の光に手を伸ばした一人の少女は
瞬間、全てを外宇宙に摂り込まれていた
曲名:『アポカリプスに咲う魔女』(あぽかりぷすにわらうまじょ)
歌詞
灰の雪、降り止まない。
瓦礫の都市で立ち尽くす少女
裂かれたフリル 血に染まる襟
魔杖から滴る黒い液
平等に息絶えた。
侵略者も、人も、何もかも
屍の山と鼻を突く死臭
耳鳴りに閉じ込められている。
「嗚呼、私の魂を
どうか、どうか許さないで」と
繰り返す譫言は風と炎に攫われた。
壊した命と壊れた心が、世界の澱で不条理に番う。
魔法に焦がれた結果の景色 悪魔の糸を辿った答え
なりたい正義になれなかった者
ヴィランにも勝る、哀れなるクラウン
願った未来は全部裏返されて、罪と罰が残った。
テレビで見て憧れた、地球の平和守る女の子。
小さい頃から歳を重ね続けても、なりたいと願った。
或の日にあの子と出会い、願い叶えてもらったの。
それからこの地球の危機を救ける為、
ニセモノ達を手にかけ───
明かされて、暴かれる。
ニセモノはホンモノでした。
破かれて、挿し込まれ、滅びていく。
私が災いで、地球の癌でした。
理性の糸が切れそうな中で、贖いの様に空を裂いていく。
取り零しては悲鳴が生まれて、その数だけ胃液が溢れ出した。
灼け付く喉で呪文を唱えて、守れなかった人ごと溶かした。
これは悪夢だと目を背ける瞬間もなく
百年後の今に至る。
灰の海 澄んだ身体
飛来する有象 灰に変えて
守るものは失くなったのに。
自分も掠れてしまったのに。
壊した者と壊レタ者が、世界の澱で番い続けている。
咲い声が、廃都市の底から響いて止まない。
斯くして地球は[検閲対象]に支配され、
後は滅びを待つばかり。
唯、独り遺された魔女の最期の記憶も削れ、
世界の頁は灰になって
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コメント
- 約4年ぶりの復帰曲であり神曲、1回でもいいから聴いてほしい -- 名無しさん (2024-10-03 22:11:31)
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最終更新:2024年10月03日 22:11