曲紹介
曲名:『30』
歌詞
長い道の先に、
袂を分けた貌が見える。
地中二尺に埋められた約束は、
今もあなたを待っている。
桜花の余韻を、 |
忘却して、 |
只管反芻した。 |
堪えた。 |
逸音を忘れた諧謔は、
誰の所為とも知らずに。
空返事の陽の向こう、
去れば惜しむ形見も勿れと。
誰かと誰かの過ちも消えた、
全て十五の所為です。
八合目の曇り空、 |
雨粒が伝ったのは、 |
覆われた低熱に抗い、 |
結露した誰かの感情で。 |
薄い装束を貼り続けていた、 |
あなたの背中を押し続けていた、 |
全て十五の所為です。 |
全て十五の所為です。 |
誰かの矜持を称えること、 |
何も誇るものがなくとも、 |
巡る長針を見つめ耽っていた。 |
かつて惹き合った験ならば。 |
憂鬱と成就と心残りとが、 |
やがて、やがて、 |
かすかに棚引いていた。 |
やがて、輝くだろう。 |
永劫に惻隠なる中継地 |
然れども輪廻は |
来世は不明瞭にして |
改悛の忘却を忘却する |
悠然なるか |
|
剥がれた心、時化た流星、
急いて転んで■り堕ちそうで。
破れた手紙を失ったのは、
まだ迷いがあるからなの?
忘れた故郷、 |
かぎられたもの |
ずれた照準、 |
すてられたもの |
僻み妬んで酔い痴れたことも。 |
うらがえしのおもいは |
|
とどくはずもなく |
祝福の音が飛び去ったのは、 |
とりのこされたあいことばは |
全て十五の所為です。 |
すべてあなたのせいです |
探し物と失せ物は、
そこで初めて苦さを知った。
刻まれた三十の証拠、
確かにまだ温度を帯びていた。
長い道の先に、
袂を分けた貌が見える。
地中二尺に埋められた約束は、
今もあなたを待っている。
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最終更新:2024年08月30日 17:01