曲紹介
曲名:『葬歌の少女』(そうかのしょうじょ)
歌詞
雨に錆びた想いを閉じ込めて
閉じた喉は語ることなく
亡くしたものが自らの全てでも
声に出して嘆くことも出来ず
身にした弔いの 黒は
濡れてより深く 沈む
彼女に枷をつけて
ただ 沈む
湿る空気を揺らすこともなしに
歌は降り注ぐその嗚咽さえ溶かして
貴方を悼むための言葉さえ
私から奪うのなら
湿る空気にただ身を溶かして
雨に錆びる前のこの心を
今 この手に連れて
沈む体を繋ぐこともせずに
歌は降り続く彼女なくして
少女は雨の中自分を悼む花を摘む
ただ傘を差し出す貴方に身を焦がして
コメント
最終更新:2024年09月24日 20:45