追憶、残り香

【検索用:ついおくのこりか  登録タグ:2024年 VOCALOID resipa つ ばなこ武丸 初音ミク 曲 曲た】

目次

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作詞：resipa
作曲：resipa
編曲：resipa
絵：ばなこ武丸（piapro）
唄：初音ミク

曲紹介

曲名：『追憶、残り香』（ついおく、のこりが）

歌詞

（動画より書き起こし）

桜が散ったから僕は死のうと思った。
人間じゃなくなっていく気がした。
きっかけは何でもよかった。
どうせみんないつかは終わるから。
落ちた花びらは踏まれて汚れていく。

簡単な綺麗事が、僕を嗤うから。
本当が視えないように、心をえぐり取って。

回想 揺れる 淡い花びら
やがて 散ることも 知らぬふりで
反芻 止まぬ それでも遠ざかる。
水面が揺れた

追憶 霞む 淡い残り香
遠く 焼き付いた 青い春が
雨音 滲む 曇天、今日もまだ
しがみつく。

先が見えないから僕は死のうと思った。
人間じゃなくたって多分同じだ。
目的は何にもなかった。
ただ体は自動で息を吸う。
思い出だけは平等に綺麗だ。
あの場所からまだ進めないんだ。

「人生の半分は20歳で終わってる」って。
目的もなくただ消費した。
もう気づいてるんだって。
想像も　劣等も　才能も　感情も　生きる理由も。
全部そこにあったのに。

あの場所からまだ進めないんだ。

回想 揺れる 淡い花びら
やがて 散ることも 知っていた。
反芻 止まぬ それでも遠ざける。

回想 揺れる 僕ら花びら
叫ぶ この声も 響くばかり
約束 遥か 遠くのこの先で
待っているから。

拝啓 滲む 消える残り香
遠のく 焼き付いた 青い春へ
さよなら 霞む 耳鳴り、雨音に
散るばかり。

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