花に呪えば

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作詞：大江カルシー
作曲：大江カルシー
編曲：大江カルシー
絵：アルセチカ
動画：大江カルシー
唄：初音ミク

曲紹介

願いは呪いにも似るので。

曲名：『花に呪えば』（はなにのろえば）

歌詞

（YouTube概要欄より転載）

私人生が足りなくて　開く花に本音を隠して
呪いのように願うほどに
散り際さえ綺麗な花に

開け放した窓辺に咲いた
うつむきがちな花瓶は白んで
15時、もう君がきっと重たいドアを開ける
この世界はきっと不公平　そんなこと言ったって意味なくて
砂時計は還らないし　君だけが年老いてゆくの

幸福から逃げなくちゃ
そろそろすべてを諦めなくちゃ
淡い想いはごみ箱にポイ
それならもう何年生きてきて君に出会ってしまった意味とか
余計なことばかり

君の心臓を指差して 声にならない花を唱えて
忘れ去って生きてねって願うはずだったのに
君の人生の往く先で　凛として大輪が咲きますように
今も押し殺した感情が
忘れないでね　花に呪いを込めて

開け放した窓辺に散った
もうこれで半分ほどになった
15時、ああ君が今日も世界を引き連れてくる
ここには将来も明日も君を苦しめる物も無くて
だから毎日ずっと、なんて
最低な私だ

君の心臓の1ビット　その隣で生きてみたくて
諦めて仕舞えたのなら楽だったのに
枷にならないようになんて
最悪にならなくちゃなんて
どうして　相対した感情は
地獄なんだね

生きた罰を受けて　出会った罰を受けて
それでも生きていたい

私　人生が足りないの

君の心臓を指差して 声にならない花を唱えて
諦めて生きてねって笑うはずだったのに
いつか心臓を失って　一緒に死ねなくてごめんね
どんな今も呪いに変わるから
飾れば花、弱い私だ

開け放した窓辺に咲いた
きっと人生最後のシランに
君の目に飛び込むようにと
ただ願いを込めて

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