曲紹介
曲名:『腐ったブリキの行進隊』(くさったブリキのこうしんたい)
歌詞
(動画概要欄より転載)
決まりの悪い手足を並べて
パッパラパ ラッタッタ
気味の悪い音楽流して街から逃げてく
パッパラパ ラッタッタ
あんたの娘も
あいつの息子も
無邪気についてった
明日の明日も 皐月から卯月に移り行く中で
無様な夢から逃げて行くのさ
ループは渦巻いて
意識はとっくに宇宙の彼方に
目が ぐるぐる ぐるぐる
いつの間にか真っ白になってた
あたしはそこから出てきたんだ
あたしを知ってる?
知らないでしょ
あたしも知らない
ギターをウネラセ ベースをウネラセ
シンセをウネラセ
あなたをウネラセ 世界をウネラセ
皆皆食べてあたしの中へと消えていく
どんなクジラも賢い鼠もあたしの中へと消えていく
張り替えたばかりのギターもお終いね。
不気味な街頭横目に歩んで行って
パッパラパ ラッタッタ
色が見えない煉瓦をなぞっていって
パッパラパ ラッタッタ
行先任せで茶トラについてった
気球の見える丘までついてった
茶トラはパッと消えてった
帰り道はたくさん散ってった
けど皆真逆に靴を履いてった
靴の履き方も知らないで
僕は知ってるよ
バカだな じゃあね
終電の窓を眺めて
片手の本の内容は知らない
小一時間の揺れが
ガタガタ ガタガタ
いつの間にか真っ暗になってた
車掌の声は暗かった
トンネルの中でも暗いまま
あたしと車掌で挟んでオセロ
電車は終点に向かってく
水泡に願って 醜いくせして
虚栄を張って
魑纏って ひねくれて
本当のあたしを知る術はない
雷雨の夜に潜む光を数えて
ワン ツー サン シー
声を揃えて
ゴー ロク ナナ ハチ
数えきる前に終点に着いて
薄暗街道あるいていって
今日も今日とて布団に潜ってまた明日
消化しきれない感情をゴミ山から引っ張り出して
こねて磨いて叩いて汚して
最後の最後に愛を添えてのご提供
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最終更新:2025年09月04日 21:38