泡沫の戯言

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目次

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作詞：朱雀
作曲：朱雀
編曲：朱雀
イラスト：わたなべとまり
唄：初音ミク・flower

曲紹介

「思い出して仕舞うんだ。」

• 曲名：『泡沫の戯言』（うたかたのざれごと）
• 朱雀氏の8作目。
• 無色透名祭参加作品。

歌詞

（動画コメント欄より転載）

芽が生えた想いはずっと
染み付いて離れないらしい
取り繕えば痛いのにさ
早咲いた病はどうして
貴方を蝕んでゆくのか
煩わしい夏の匂いがした。

思い込め
愛を君に贈るよ
真っ直ぐに伝えると、
「遅いよ」「うるさいな」恥ずかしくてまた目を伏せて。
時は何度繰り返す
同じ場所で2人で寝転んで
「懐かしい」とか笑い合えたら
いいな。

思い出して仕舞おうか
霞んで見えないものまで
貴方のせいだよ
「最高じゃないか」って笑ったのさ
いじらしく
歩み出す当てもないな
目の前のものさえ
見失ってしまうけど
「どうしようもないな」って笑ったのさ
僕を誘（いざな）って

後悔が僕を攫って
今回も上手くいかないね
症状は派手になってった
「吐きそうだよ」
自堕落が のどを噛みきって
お粗末な 声は枯れそうで
見つめ合っても
話し合えやしないな

偽物の
憂いを君に贈るよ
真っ直ぐに進めないと
分かってはいたようだ
手放すものばかり目を向けて
同じことを繰り返す
無い物ねだりだって出来ないね
味気無いとか不貞腐れていたんだ

思い出してしまうんだ
もう戻りやしないこと
夢語っては
「綺麗で最高じゃないか」って笑ったのさ
いじらしく
いずれ去ってしまうんだ
音沙汰はないけど
心だけ轟いて
「どうしようもないな」って思ったのさ
僕も連れてって

勘違いしていた
からくもの理想に
追い付かれて追い抜かれて
奪われてしまった
簡単なはずだった
決められたこの道
どんな時も離さないで
欲しいよ

思い出して仕舞うんだ
足掻いていかないでよ
嘘ついて恥かいて
「最低じゃないか」って思ったんだ
夢うつつ
沈みこむ果ては無いな
長い長い夜でさえ
飛び去ってしまうけど
「どうしようもないか」って笑ったのさ
馬鹿らしく

さよなら
貴方はやがて灰になって
今更
僕ら1つになれたら
混在する衝動も
明日を進む糧になって
君に囚われているんだ何処にいても
同じ眠りについた夜は
綺麗で

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