曲紹介
曲名:『灰とアポトーシス』(はいとアポトーシス)
歌詞
退屈な暮らしの中で自分を失う僕たちは
思い通りにこの身体を動かせやしなくて
二足歩行に飽きたフリして誰かに寄りかかるあの娘の
手首の傷は黒い文字で覆われてるんだろう
夢の中で灰にまみれた街が見える
誰もが気づかないように息を潜めてた
人を裏切って
綺麗な事実だけを残したい今の時代を
生きる意味なんてないと呟いた僕は
「壊れるくらい、誰かに愛されたい」と願う
すぐに枯れてしまう灰色の花は
今日も 今日も 今日も
臆病なまま朝は来ないから
いつも明日の僕は
僕じゃないんだ
薄すぎる細胞の膜に包まれ狭くなる世界は
いつも通りの思考と呼吸すら許さなくて
白か黒かで総てを測ろうとするあの人の偽善は
予め決められた最後が見えているんだろう
灰に塗れ、自分殺したまま歳を取る
古い理想の墓場で生きてる人達が
燃え滓になった 一人ぼっちの僕を今日も嘲笑う最中に
些かに足りない頭で夜は更ける
「溢れるくらい誰かを愛したい」なんて嘘を
抱いた先には孤独しかないから
いつも いつも いつも
表情を失くした君が嗤っていた
「殺シテシマイタイクライニ
貴方ヲ愛シテイルヨ」
夢の中で、灰に塗れた花が揺れてる
どこか君に似ているのはきっと気のせいだ
今を裏切って、一人目覚めても変わらないこの僕の未来は
君の「さよなら」ですべてが殺されていくよ
過ぎてしまう季節の中 取り残されて
ひとひらの雫がこぼれ落ちたなら
最後 最後 最後
分かり合えずに 大人になってしまう
やがて昨日の僕は消えていく
「壊れるくらい、誰かに愛されたい」と願う
すぐに枯れてしまう灰色の花は
僕と君のようだ
思い出のままで 時が止まっている
鏡に映った君を愛せなかった僕は
灰の中、舞う花びらの欠片
輪廻のようで
僕だけを取り残して生まれ変わる世界は
ありふれたまま 夜が終わっていく
いつも明日の自分が
自分じゃないんだ
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最終更新:2026年06月26日 00:44