曲紹介
愛さなければならないなんて法はないのだから
曲名:『諂曲』(てんごく)
歌詞
(動画概要欄より転載)
眠れぬ夜を六六六回(獣の数だけ)繰り返した先
不意に脳味噌が視せる 特典映像(アチラ側)
立体派(キユビズム)めいた 桃色(ピンク)の象が 壁からぬらぬらおまして
奈落の安寧の歌を 歌ひます
僕は賢治の身体をまさぐつて
ほんとうのさいわいを 探してゐます
よだかを星にして遣つたみたひに よすがを
綺麗に葬つて呉れと 泣きました
善人すら往ける浄土は 悪人でごつた返し
能のない奴が座れる席は ひとつも無いさうです
消えぬ記憶を幾ら拭へども 汚なくこびりつくだけ
だから 混濁に身を任せることが
唯一の術でした
お母様、お母様、僕を愛してはいらつしやいましたか
思考も信仰も意識も
貴女の仰せのまゝ 進めてきました
盲目に 能く動く
都合好い駒に
僕は 成れたでせうか
忌々しい此の血を 後世に遺して 全部
滅茶苦茶にしてやるため 妾(あたし)を抱いて
と云ふ 彼の娘に
其れより一緒に死ぬのはだうか
と惰弱な逃避しか 返せなかつた
己を唯 恥ぢてゐます
無意味を知り 無価値を知り 堕落の楽を知つて
生は余生に姿を変へ唯 枠線の無い夜を
胃から脳へと至るまやかしで 雑に甘やかして
自分さへ信じなければ 其れでいゝなんて
知りたくなかつた
お母様、お母様、僕を支配するのは気持ち好いですか
愛情と克く似た 其の口振りに全て委ね 着いた今
疑念や後悔が 目を背けても消えず
居座つてゐます
喋りだせば 可愛くなくなり
意思を持てば 憎くなり
正義を心得始めたら 互いが敵になる 道理
僕が人間に為れば 為る程
貴女が 歪むから
貴女の目に映る 僕の醜さが
恐ろしくなるのです
おかあさま、おかあさま、
お母様、お母様、
お母様、お母様、僕を愛してなどいなかつたのですね
かなしくはありません 唯 謐かな理解に沈んで 消えます
盲目に成り切れぬ 浅ましい僕に はやく
鋏を、だうか
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最終更新:2026年07月24日 18:26