曲紹介
- 「夏が終わった時、君のことを覚えている人間は誰もいなかった」(作者コメ転載)
- 飛火野耀氏の作品「もうひとつの夏へ」と、新城カズマ氏の作品「サマー/タイム/トラベラー」がこの曲の元になっている。
- 3曲同時リリースのうちの1曲。他の2曲は、「Science Fiction Night」・アレンジ曲の「宵闇のアウグスティン(electro edit)」
歌詞
かすかに煙る空
もうひとつの夏を思い出す
あの頃は 向こう見ずで
怖いものなど 何もなくて
君の笑顔 真夏の雨
それが最後と気づかず
目が覚めて 僕は少し大人になる
失った夏に 今もうなされるほど
君の駆け抜けた向こう側を
思う日々は続く
薄れていく 思い出は
遠い場所で 響く鐘の音
失くしたのは 僕ひとりで
世界は今日も 平穏無事で
誰一人覚えていない
君がいたあの夏を
夜が明ける 次の日差しが惑星を焼く
いつの日か 僕も忘れてゆくのだろう
失った夏が 君を連れていくように
失った夏が 僕をおいていくように
君は駆け抜けた向こう側へ
僕は取り残されたまま
少し寒いね、と呟く
隣に君がいるように
君を連れていくように
LaLaLa…
きっと夏が連れていく
取り残されてゆく
コメント
- サマー/タイム/トラベラー読んだことあるんで懐かしさを感じました。もうひとつの夏へも読んでみたくなりました。 -- 名無しさん (2010-01-07 06:23:26)
- 学校での生活に意義を見つけられず、毎日登校途中の本屋で小説を買っては公園で読みふけってた
もうひとつの夏へは、そんな時に手にした初めてのスニーカー文庫でした
飛火野氏の作品はそれからほぼ全てよみましたが、あれから15年経った今も色褪せることなく、自分のあの無為な夏の日とリンクしてる気がします
気がつけば、アキラのおっちゃんと同じ歳か。。 -- 名無しさん (2010-02-07 09:16:20)
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最終更新:2025年07月25日 20:01