曲紹介
一緒に卒業できなかった人、二度とお話しできない人、僕を支えてくれた人。
関わったすべての人にありがとう。
曲名:『2191』
歌詞
(動画より書き起こし)
すっかり埃をかぶってしまった居室の机
並ぶだけで15分もかかる食堂
ゴミ置き場と化したサークル棟の裏
ポイ捨てされた吸殻が目立つ東側駐車場の出口
夜中でも消えることのない研究棟の灯り
それが当たり前で、日常だと思っていた
移ろう季節に追われては
傷を隠すように外套を
失くした感情を探すとき
悴んだ手には雪時雨
20代も半ばになると昔馴染みが死んでしまうことも珍しくなくて、
狭い狭い大学にいても仲良く飲んでた友達が身体を壊し、心を壊し、
気付けばいなくなっていて、空席が増えていく
脱落したやつらの分だけ穴の開いた通し番号。
最初は横並びでいたはずの僕らも、
次は自分なんじゃないかと怯えながら走っている。
「来年からも頑張ろうな」って約束した仲間も、
いったいどれだけいなくなっただろう。
一人、また一人といなくなるのを、
まるで気づかないように振舞うこの生活を、
一体どれだけ続ければいいのだろう。
楽しいふりをしている。楽しいふりを演じている、
これを滑稽と言わず何と言おう。
片付けられて、ひどく音が響く部屋
新しい場所で、持ち主を待っている段ボール
母親に手を引かれて、幼稚園に向かう子供
一向に進まない車の列
塵を集めて黒くなった雪
当たり前で、
日常だと思っていた景色にさようなら
失くした感情を探すとき
暗闇照らす街灯を
救いきれなかった思い出が
待ち望むのは蝉時雨
無責任な人間が嫌いだから、無責任な人間にならないように、
ならないように、ならないように、
頑張って、頑張って、頑張って生きている。
「ゴミみたいな人生だ」って笑われたっていい。
「そんなものに意味なんてあるのか」って嘲笑されたっていい。
誰にもわかりっこないこの人生、
意味を決めるのはお前らじゃないって証明してやる。
居なくなった奴らは少なくない、気づけば自分ひとり。
最初は一位を目指すはずだったレースが、
いつの間にか耐久レースに変わっていた。
でも僕はまだ走り続けている。
それならいっそこの身が朽ちるまで走り続けてやろうじゃないか。
脱落したやつらが見れなかった景色を、
僕が代わりに見てやろうじゃないか。
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最終更新:2026年10月20日 21:03