曲紹介
曲名:『珊瑚』
歌詞
(動画より書き起こし)
永久のまやかしは、蒼天に儚く消えた。
足跡に漂う残滓に、権衡なる寧静を…願おう。
ぬかるみに絵を描いた、稚拙さに委ねた絵だ。
一時の想いを遮る風さえも、魂に眩んで、ただ空を埋めるのか。
嘆いた岐れは、此後で花が咲く。
積み上げた矜持を遮るものは無く、記憶通りの風が過ぎった。
あなたの風姿さえも、やがてまた会えると告げて、
霧中に消えた。全て十五の所為で。
隅から湧いた怨嗟を、手のひらから飲み干した。
幼児が眠るツギハギは、二度と歸らないと…誓おう。
抜殻に餌を撒いた、他所の幸を識った報復に。
碧落を浴びた陽炎が絡まった、「ここから去れ」と、ただ息を潜めた侭。
喚いた絡繰に、花の骸が宿った。
かつての街が渡した形見にすら、遺貽した風が混ざった。
別れを言うにはまだ早かったかな、力になれなかったね、
…それは、どうせ僕の所為だ。
紅い季節を告げる珊瑚礁はあまりにも無垢で、
色を弔う彼らは悍ましい程に醜くて、
名前の無い道を名付けるあなたの音沙汰を待ち続けた、
これまでも、これからも、どうせ忘れてしまうんだろうな。
最終更新:2026年10月24日 21:01