その4
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homuhomu_tabetai
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ほむs「「ホッ……ホムァァァァ……」」ピクピク
まどs「「マドォ……ホムラチャァーン……」」ポロポロ
「ふう。これだけいれば、万一吹雪が長続きしても大丈夫だろう」
「さて、この毛布も借りておくとするか」バサッ
「ちょっと埃っぽいが… ないよりは全然マシだな」
若ほむ「ホムホムホム」サムイヨォ
若まど「マドマドマド」イタイヨォ
仔ほむ2「ホミュ…」ワタシタチ…
仔ほむ3「ホミャミャア…」ドウナッチャウノ…
仔まど「マデョォ! マデョデョォ!」コワイヨォ! オカーサァン!
仔めが「…」ブクブク
親ほむ「ホム… ホムーン…」コドモガ… コドモガ…
親まど「マドォ… マグェッマグェッ」シクシク
「他に何か役に立ちそうなものはないかな…」キョロキョロ
「お… あれは?」スタスタッ
ガチャガチャッ ゴトッ
「鍋か… こいつも使えそうだな」
「雪を溶かせば水は確保できるな… あとは燃料だな」
「そういえば… ほむほむってよく燃えるんだよな」チラッ
仔ほむまどs「「ヒィッ」」
「よし、残りはほむ鍋でいただくか!」
そう言うと、男は立ち上がり、
小屋の外から鍋いっぱいの雪を持ち込んできた。
「えーと、確かライターは持ってきてたはず… あった!」
「あとは何匹か燃料用のほむほむを用意して…と」
燃料ほむ1「ホムホムホム」ガタガタ
燃料ほむ2「ホギャァッ!!! ホギャッホギャァホギャーーーーー!!!!」ジタバタ
燃料ほむ3「ホ…ホ…ホムムーン…」ヤメテ… ポロポロ
「ライターで着火…と」
カチカチッ シュボッ
メラメラ パチパチパチ
「おー! さすがほむほむ、よく燃えるなぁ!」
燃料ほむ1「ホビャーーーーーーーーーー!!!!」アチチ! アチチ!
燃料ほむ2「ホギャーーーーーーーーーー!!!!」ジタバタ
燃料ほむ3「ホビュッ… ホミャァ…」クルシイヨォ…
「よし、こいつに鍋をかけて、しばらく待つとするか」
数分後。
メラメラ パチパチパチ
燃料ほむs「「ホ……ホビャァ、ホビュッ……ホミャァァァァァァ…」」
鍋「」ボコボコ グツグツ
「よし、準備は整ったな。それじゃあ具材を入れていくか」
ヒョイヒョイッ
仔ほむs「「ホミュッ!? ホミューーーーー!!!! ホミューーーーーン!!!!」」イヤダ、イヤダヨォーーーーー!!!
仔まどs「「マデョォォォォォォ!!!! マデョマデョマデョーーーーーー!!!!」」タスケテェ!!!! オカーサァン!!!!
めがほむ「カナメサン!!!! カナメサァーーーーーーン!!!」
親ほむ「ホムーーーーーーーーーーーーーーーー」ヤメテェーーーーーーーーーーー
パチャッ パチャパチャッ
ホビャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!
仔ほむs「「ホミ゙ャ゙ッ!? ホブゥ゙ッ!? ホミ゙ュ゙ーン!! ホミ゙ュ゙ミ゙ュ゙ーン!!」」バチャバチャ
仔まどs「「マデョ!? マグブェッ!? マデョ゙ォ゙!!! マデョ゙ーン!!!!」」ガボッ ゲホッ
めがほむ「ガナ゙メ゙ザン゙!? ホミ゙ィ゙ッ!? ガナ゙メ゙ザァ゙ーーーーーーン゙!!!」
グツグツグツグツ
ホミィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ…
親ほむ「ホ……ホム……ホムァァァァァァァァァァァ」
親まど「マ……マドォ……マドォォォォォォォォォ」
ほむまどs「「ホムゥーーーーン マドォーーーーン」」ポロポロ ガタブル
「いい具合に煮えてきたようだな。そろそろ頂くとするか」
茹で仔ほむ「……ミィ」ピクッ ピクッ
パクッ ガブリッ ボキャッ グチュッ
ミィィィィィィィィィ…
「美味い… 味付けも何もない、ただ茹でただけなのに、身体の奥に染み渡っていく味だ…」
「こんな美味い飯が食えるなんて… 生きててよかった…!」
パクパク ムシャムシャ
ホミャァァァァァァァァァァ… ホミィィィィィィィィィィィ…
「美味かった… もう少し食べたいところではあるが、温存しておかないとな」
ほむほむs「「ホムゥゥゥゥゥゥゥゥゥ… ホムァァァァァァァァァァ…」」ポロポロ シクシク
「腹が膨れたら眠くなってきちまったな」
「早めに休んで体力を回復させておくとするか」
「明日には吹雪がやんでいるといいが…」
「それじゃあ、ほむほむ達、おやすみ」
親ほむ「ホムゥ…」モウイヤ…
親まど「マ、マドッウェヒw、マドマドッ」エグッ エグッ