その1
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homuhomu_tabetai
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ホム~マドカァ~/// ウェヒヒヒw ホムラチャーン/// キャッキャ ウフフ
発情期を迎え、番いになり繁殖活動を行うほむほむとまどまど。
同じ群れの中で相手を見つけることも多いが、違う群れのモノと番いになる事もある。
番いになり、仔を成すことは一族繁栄の為には重要なことである。
まどまど「マドォ~ホムラチャ~ン♪」テ フリフリ
どうやら、このまどまどもお気に入りのほむほむを見つけたようだ。
しかし--
ほむほむ「………。」シカト
まどまど「マドォ?」ネェ、ドウシタノ?
ほむほむ「ホムゥ!!」ウルサイ! ツキトバシ
まどまど「マドッ!?」ヒドイヨ…。
マドォォーン、マドォォ-ン… マドカァァアァアア!! ホムラチャン!? タタタ ダキツキ マド~/// ホムゥ///
どうやら、まどまどは最初に求愛した相手とは番いになれなかったらしい。
しかし、すぐに別のほむほむに求愛され、無事番いになれたようだ。
ホムムーン♪ マードォ~ ホムラチャン♪ マドカァ~
ほむほむ「………。」
周囲でどんどんカップルが成立する中、このほむほむは誰とも番いになろうとしなかった。
両親がおらず群れにも属していないと、愛情や友情という感情を理解できない仔になるという話を聞いた事がある。
もしかすると、このほむほむもそうなのかもしれない。
ついに、見つけた。
男「こんにちは、ほむほむ。」ツカマエタ。
ほむほむ「………。」
男「君は僕の飼いほむになってもらうよ。」
君に愛を教えてあげる、真実の愛を。
男「君には、このほむまど達と同じ大型の水槽で過ごしてもらうよ。」
そう言い、ほむほむを一つの群れの中に入れる。
ほむほむs「「ホムー、ホムホム!!」」ヨウコソ、シンジン!!
まどまどs「「マドー、マドマド!!」」カンゲイスルヨ! ホムホム
ホミュ~ ミャドォ? ホムホム! マド---!!
それぞれに歓迎の声を上げる、ほむほむ達。 しかし、
ほむほむ「………ホムゥ。」ハァ。
やはり、元気の無いほむほむ。 これからが勝負だな。
数日後
仲間たちがいろいろ気遣ってくれているが、いまだに心を開かないほむほむ。
元々、情に厚い種だし僕が頼んだこともあり、ハブられることはないようだ。
だが、長くは持たないだろう。
何かきっかけがあればな…。
さらに数日後
懸命にほむほむを群れに馴染ませようと考えていたある日、ついにチャンスがきた。
ほむほむ「ホ、ホムゥ…マ…」カラダガ オモイ
どうやら、拾ってきたほむほむが風邪をひいたようだ。
急な環境の変化に体が対応しなかったのだろう。
今まで風邪をひいたときはどうしていたのか気になる所だが、それは置いといて…。
おそらく、これが最初で最後のチャンスになるはずだ。
男「まどまど、ほむほむの看病を頼むよ。」
まどまど「マドーー!!」ワカッタヨ!
栄養があり食べやすい食べ物、水分補給、体を清潔にし、よく温める。
こういった事をまどまどに教えた。 もちろん、僕も様子を見て手伝っていたが。
まどまどの献身は素晴らしいものだった。
口移しでご飯をあげたり、一睡もせずに看病をした。
普段は無愛想なほむほむも、さすがに何も抵抗をしていなかった。
おそらく、なぜ看病をしてもらえるのかも理解できなかったのだろう。
ご飯に薬を混ぜていたこともあり、翌日には体調も回復していた。
まどまど「マド~ホムラチャン!!」ゲンキニナッテ ヨカッタネ!
ほむほむ「………ホムゥ。」………ウン。
世話になったまどまどと話をしているほむほむ。
願わくば、このまま---。
ほむほむ「ホムゥ、ホム、ホムホム?」ドウシテ、セワヲシテクレタノ?
まどまど「マド? マドマドッ!」ナカマダカラ、アタリマエダヨ! ソレニ…。
ほむほむ「ホムゥ?」ソレニ?
まどまど「マドォマドマド! ホムラチャーン…///」ワタシ、ホムホムノコトガ…///
ほむほむ「ホム…?」エッ…?
条件は整った。