纏足

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作者:kT9aBuWX0

145 名前:纏足[sage] 投稿日:2011/12/01(木) 12:00:11.91 ID:kT9aBuWX0





私はペットショップの店長である。
当店のウリはお客のオーダーでほむほむを仕上げることだ。
しつけを厳しくしてほしい、愛嬌のあるようにしてほしいという指定が入ったら、オーダー通りに育てる。

毎回特殊な指定をしてくる常連さんがいる。
今回入ったオーダーは…これは、私の腕が試される。
今回は仔ほむから入念に育てなければならない。

「ホミュー」トテトテ
「ホミュン?」ヒョイ

私は血色のよく、形の整った仔ほむを3匹、拘束具に固定した。
それぞれの足をアルコールで消毒する。
まだ自分たちに何が起こるか、まるで検討がついていない。

仔ほむA「ホミュー」チュメタイ
仔ほむB「ホミュ」スースースルヨ
仔ほむC「ホミュ♪」スズシイネ

その後、足の指を強引に折り曲げ、清潔な布で縛り上げて固定させる。

仔ほむA「ホミュミュ!」イチャイヨウ!
仔ほむB「ホミュー!」ハナシテ!
仔ほむC「ホミュー!」オカアサン!

仔ほむたちは痛そうだが、これもお得意さまのオーダー。仕方ない。
今回入ったのは、古代の中国でいうところの纏足なのだ。
纏足は足を無理矢理固定して、足の発達を小さくなるように制限する。
今では悪習とされているが、それをほむほむに行うのはかなり良い趣味をしている方だ…
おっと、お得意様の悪口はよそう。なにせ、大口の客なんだから。

数日ごとに布を取り替える。あまり足の成長抑制がうまくいっていなかったため、強硬手段に出る。

仔ほむA「ホミュー」オオキナドウグ
仔ほむB「ホミュ?」ナニスルノ?
仔ほむC「ホミュ…」イチャイノヤダ

金槌で目標の大きさ、形になるように足を潰す。

グシャッ
仔ほむA「ホミャァァァァ」イチャイヨウ!
仔ほむB「ホミュー!」ハナシテ!
仔ほむC「ホミュミュミュー!」イヤダー!

激痛に悶える仔ほむたち。これもオーダーだ、仕方ない…
さらにオーダーには、王族のように尊大になってもらいたいとある。
そのため、まわりのほむほむと餌のグレードを分け、差をつけることにした。

纏足仔ほむA「ホミュー」キョウノゴハンハマアマアネ
纏足仔ほむB「ホミュミュ」ナニコレ イラナイカラノコシマショ
纏足仔ほむC「ホミィ」アイツラノエサミテ ヒンソウスギ

ほむほむs「ホムー」エラソウニ
ほむほむs「ホムムー」ロクニウゴケナイクセニ

かなり尊大な態度をとるようになってしまったが、先方に聞いたところ、
それでOKとのことだった。出荷の日を待つ。

その数日後、めでたく出荷となった。
一番よい纏足ほむが選ばれ、あとは店に残ることになった。
ほむほむの命がいくらかかってもたどり着かないであろうお金を受け取り、私は非常に満足した。
仕事の腕を買ってくれている常連様に感謝しなくては。

店に残ったほむほむだが、餌だいが非常にかかっていたので、
しきりをなくし、通常ほむと同じケージ、同じ餌にすることにした。

纏足ほむB「ホミュミュ!」コンナマズイエサタベラレナイヨ!
纏足ほむC「ホミィ―!!」ソノコアナタタチ モットイイエサヲ モッテキナサイ!!

ほむほむA「ホムムー!」ジブンデ  ヒザゲリ
ほむほむB「ホムー!!」トッテコイ!  ハラパン

仔ほむBC「ホビャァァァァァァァ!!!」
案の定、ほむほむたちによって制裁されてしまった。
足が不自由な時点で役立たずなのに、尊大な態度をとっていたからだ。
こちらとしても餌代が浮き、特殊な方を除いて買わないほむほむを始末してくれて助かった。


さて、買われた纏足ほむは…

男「さあ着いた。ここが新しい家だよ。」

ケージの中には、無数の発情したまどまどがいる。纏足ほむを入れたとたんに群がって来た。
僕はビデオカメラを回し始めた。

纏足ほむA「ホ、ホムムー!」ワタシハ オマエラトハ カクガチガウンダゾ

「マドー!」ヘェー
「ウェヒヒww」ソウナンタ
「ホムラチャーン!」ヨカッタネ

纏足ほむA「ホム--ー!」ニゲラレナイ

「ウェヒヒww」パンパン!
「マドー!」クワエロ!

纏足ほむA「ホビャァァァァァァァァ!!」イタイ ヤメロ…


あっと言う間に、纏足ほむは蹂躙されてしまった。


小一時間すると、騒ぎがおさまり、纏足ほむはぐったりしていた。

纏足ほむA「ホム…」アナトイウアナ ナゾノエキタイマミレ

僕はほむほむをつかむと、水槽につれていった。
水槽には巨大なアロワナが泳いでいる。

纏足ほむA「ほむ?」でっかいいきもの…

呆然としていて、これから何がおこるか想像する余裕もないらしい。
僕は水槽のふたを開けた。

「もう、傷つかなくてもいいんだよ……w」ポチャ

纏足ほむA「ホビャァァァァァァァァ!!!」オヨゲナイ!!タスケロ!

ゆらりとアロワナが近づき、

纏足ほむA「ホ」パックン

一息に飲み込まれてしまった。

今回もいいビデオが撮れた。あのペットショップの店長は実にいい働きをしてくれている。今度ほ虐コミュニティにてこっそり宣伝してあげよう。

そう思いつつ、私は水槽のふたを閉めた。


終わり。




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