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ほむほむを美味しく食べるまとめwiki
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その1

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homuhomu_tabetai

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ほむら「分かってるの?」

ほむら「貴女は無関係な一般人を危険に巻き込んでいる」

マミ「彼女たちはキュゥべえに選ばれたのよ。もう無関係じゃないわ」

ほむら「貴女は二人を魔法少女に誘導している」

マミ「それが面白くないわけ?」

ほむら「ええ、迷惑よ。特に鹿目まどか」

マミ「ふぅん…。そう、あなたも気づいてたのね。あの子の素質に」

ほむら「彼女だけは、契約させるわけにはいかない」

マミ「自分より強い相手は邪魔者ってわけ?いじめられっ子の発想ね」

ほむら「貴女とは戦いたくないのだけれど」

マミ「なら二度と会うことのないよう努力して。話し合いだけで事が済むのは、きっと今夜で最後だろうから」


ここ数日で、色々なことがあった。
鹿目さんや美樹さんとの出会い。暁美さんとの対立。
魔法少女体験コース。そして最後の話し合い。

「どうしてうまくいかないんでしょうね……」

「ホムッ?」

土曜日の昼下がり。公園のベンチでほむほむと座りながら、私は様々なことを思い出していた。
特に、暁美さんのこと。魔法少女同士が対立するのは珍しくない話だが、キュウべえを傷つけるなんていうのは初めてだった。


「ホムーホムー」

「え?……ああ、遊びたいわよね。ごめんなさい、気付かなくて。遊んでいらっしゃい。私から離れすぎないようにね」

「ホムー!」 タタタタタ



ほむほむを地面におろしてやると、一目散に砂場めがけて走って行った。
やっぱり、家にいるよりも、外の方が好きなのかもしれない。
なんだか、子供みたいだった。


「子供、か……」



私が魔法少女になりたての頃は、キュウべえと過ごしていた。
両親がいなくて寂しがる私に、ペットでも飼ったらどうだい、と勧められたのがほむほむを飼い始めたきっかけだった。




「ホムッホムッ」 セッセセッセ



ほむほむは熱心に砂山を作っている。彼女が子供なら、私はそれを見守る親といったところだろうか。

ほむほむを育て始めてからは、涙を見せることも少なくなった。
それどころか、この仔を守るんだと意気込んで魔法少女をするようになっていった。
それが、正義の味方になろうとする今の私につながっている部分もあるのだろう。
キュウべえも、君はもう一人でも大丈夫そうだね、と言って家にずっといることはなくなった。

そんなキュウべえに、敵意を向けていた暁美さん……。
普通の魔法少女は、契約を交わしたキュウべえにそんな感情は抱かない。
暁美さんは、それほどまでに魔法少女を増やしたくないのだろうか。
グリーフシードにそこまで執着している様子もないし、冷静そうに見えるのに……。

なんて考えていたら、耳にほむほむ以外の声が入ってきた。


「マドーマドー! ホムラチャーン!!」

「あら、先客がいたのね。一緒に遊ばせてもらう?」

「マドッ!!」

「ホムゥー! マドカァー!!」

「ホムラチャーン!」



どうやら、公園にまどまどと、その飼い主さんが来たらしい。
ここからではその人の顔はよく見えないが、どうやら女の人らしい。
こんな風に、他の人のほむ種やその人と交流できるのが、公園のいい所だ。

私は、挨拶をしようとして砂場に近づいていき、声をかけた。



「こんにちは、今日はいいお天気ですね」

「ええ、ほむ種の散歩には最高です、ね……」



そういって振り返った彼女の顔を見て、私は絶句した。

相手の方も、きっと同じことを思っているのだろう。
言葉を返したまま、固まってしまっている。



長くて黒い髪。細い体躯。整った顔立ち。
間違いなく、暁美さんだ。

私が頭を悩ませていた、暁美さんその人だった。


「……暁美さん」

「……巴マミ」

「……なんでこんなところにいるの」

「天気が良かったからまどまどの散歩よ。見てわからないの?」


「……あなたこそ、なんでこんなところにいるのかしら」

「天気が良かったから、ほむほむと散歩に来たのよ。ずっと部屋にいるのもよくないから」


「…………………」

「…………………」



会話が続かない。お互いに、何を言えばいいのか分からなかった。
ほむほむ達はといえば、砂山を挟んで向かいあって座って、お互いの側から掘ってトンネルを作っていた。



「…………帰るわ」



先に声を出したのは、暁美さんの側だった。



「まどまど、帰るわよ」

「マドーマドー!!!」 イヤイヤ

「仕方ないわ。あの人とは一緒に遊べないのよ」

「マドー!!! マドーマドー!!!!」

「いいから帰るわよ」


砂場から離れようとしないまどまどを、半ば強引に持ち運び用ケージに入れて、暁美さんは公園から出て行った。



「ホムラチャン!! ホムラチャーン!!!」

「マドカァー!!!!」



去り際に、二匹はお互いの名前を呼び合っていった。
私はというと、何とも言えない気分になって、公園に取り残されてしまった。



結局、私たちもあの後すぐに帰った。
私は、結局何も言えなかったけれど、あの時なんと言えばよかったのだろう。
彼らが去った後、ほむほむは、マドカァマドカァと、一緒に遊ぶ友達が行ってしまったことにすごく不満げにしていた。

でも、じゃれあって一緒に遊ぶことなんて、やっぱりできないのだ。

私は、彼女が何を考えているのか、ほとんど分からない。
それが、今日彼女らが帰ろうとするのを止められなかった大きな理由の一つ。

でも、今日まどまどを飼っていると分かった。
まどまどと一緒にいた暁美さんの顔は、普段からは考えられないほど穏やかだった。
彼女にも、埋めたい心のスキマがあるのだろうか。
彼女とは、もう一度くらい話し合ってもいいかな、と思い始めていた。



夜になっても、ほむほむはマドカァマドカァというのを止めなかった。
最初のうちは、友達が急に行ってしまったのがよっぽどショックだったのだろうと思っていたのだが、どうやら様子がおかしい。

まさか…………。嫌な予感がする。

ペットを飼う上で、避けることのできない期間。


発情期。


「はぁー……」


私の悩み事が増えた。





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