アットウィキロゴ
ほむほむを美味しく食べるまとめwiki
掲示板 掲示板 ページ検索 ページ検索 メニュー メニュー

その2

最終更新:

homuhomu_tabetai

- view
管理者のみ編集可
include_js plugin Error : このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。 include_js plugin Error : このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。
javascript plugin Error : このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。 javascript plugin Error : このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。 javascript plugin Error : このプラグインで利用できない命令または文字列が入っています。






…………
……


「ホムホムー?ホムッ!?」ココナニ?エッ!?


草を掻き分けて出てきたほむほむの前には大きな金網のカゴがそびえ、その中に大量の袋が入れられていた。

しかし袋の一つは金網の外に置かれており、中身が外に漏れ出している……そして……


「「「ホムーッ!!ホムーッ!!」」」ワラワラ… イゴイゴ…


人間(飼い主)が去って、もう大丈夫と判断したほむほむ達が出てきて一斉にその袋に群がっていた。


「ホム…ホムー…」ドウスレバ… オドオド…


初めて見る光景にとまどうほむほむ……そうしている間にも他のほむほむ達は、ゴミの中から食べられそうなものをどんどん持ち去ってゆく。


「…ホムゥ…マドカァ…」…タベモノ…カゾクガ… オズオズ…


とまどいながらも自分の帰りを待っている家族の顔を思い出し、思い切って集団に入ろうと思ったほむほむだったが……


「ホムッ!!」  「ホマァッ!?」ゴロゴロー…


悲鳴が上がり、二匹の野良ほむが絡み合ってほむほむの前に転がってきた。


「ホムムッ!!」ワタシノダ! ペチン!

「ホビャッ!ホムゥ!」ワタシノヨ! ペチン!


どうやら獲物の取り合いのようだ……二匹は片手に同じ物を掴んだまま、空いている方の手でお互いを殴っている。


「ホビャアァァァ…」ナニコレェ… ペタン…


ほむほむは驚いてその場にしゃがみこんでしまった……


「ホムー…ホムー…」モウ…ヤダ… ポロポロ…


本来ほむほむという生き物は仲間意識が強く、お互い助け合う事が多い。

このほむほむもそうだった……ペットショップで居る時は店員から与えられた餌を水槽内の仲間で分け合い、水を飲むにも水差しの前で順番に並んでいた。

しかしここでは全く違っていた……ほむほむ達は争い、お互いを傷つけてまで食料を得ようとしている。

もっとも店に居た時の餌は、店員が商品を飢えさせない様に多めに入れていたのだが、その事をほむほむは知らない……


「ホムン!」エイ! ペチン!

「ホムムン!」ヤッタナ! ペチン!


いつの間にか目の前の二匹は獲物から手を放し、取っ組み合いを始めていた。


「…ホムゥ?」…アレハ?


ほむほむの前に、ケンカの原因になった獲物が転がっている……それは少し古くなったキャベツの芯だった。


「「ホムムー!!」」ペチペチ… ドスンバタン!


二匹はまだ取っ組み合っている……ほむほむはゴミ置き場の方に目を移す。


「「ホムホムー」」モソ…モソ…ガサッガサッ


まだ何匹かのほむほむが漁ってはいるが、袋はほとんど空になっていた……めぼしい物はもう無いだろう。

再び取っ組み合っている二匹に視線を戻す……そしてゆっくりと立ち上がり……


「…ホ…ホムウゥゥー!!」ガシッ! トテテテテ…


自分の顔よりも大きいキャベツの芯をしっかりと抱え走り出した。


「ホムアッ!?」


走るほむほむの背後から、取っ組み合っていた二匹の内のどちらかの声が聞こえた……


「ホムウウウウゥゥゥゥゥーッ!!」ワアアァァァー… トテテテテ…


しかしほむほむは振り返らず走る……間違わずに来た道を奇跡的に戻っていく。


「ホムウウゥゥゥ…ホムッ!!」コッチノハズ…アソコダ!! トテテテ…


見覚えのある家が見えてきた……


『ご主人の家だ』……ほむほむはもう少しでたどり着く……その時!


「ホムウッ!!」ドカッ!

「ホビャアアアァァァァ…」ドシャー…


後ろから何かに突き飛ばされ、ほむほむは勢いよく前方に倒れた……ほむほむは芯から手を離してしまった……


「ホ…ホ…ム…」イタ…タ…


ほむほむは痛みを堪えて立ち上がりながら、自分の前方に芯があるのを見つけた……


『食べ物……あそこに……』そう思った瞬間……


「ホムァアッ!!」ドスッ!


尻を蹴られた……


「ホギャアアァァァ…」ズザァー…


今度は顔面から地面に倒れてしまった……ほむほむの口の中に鉄の味が広がる……


「ホムホムホムッ!!ホムムン!!」ミナレナイヤツ!!コノッ!!コノッ!! ドカ!! ドカ!!

「ホムウッ…ホムアァッ…」アグッ…グハッ…


倒れたほむほむに容赦なく降り注ぐ蹴り……蹴られながらほむほむは意識を失った……


________
_____
__
_


「マドマドー…ホムラチャン…」ダイジョウブカシラ… ソワソワ…

「…ホミュー…?」…ゴハンハ…? メソメソ…

「…ミャロ…」ポロポロ… Zzz…


外に出された水槽の中で、まどまどが寝床で仔をあやしながらほむほむの心配をしていた。

仔まどはさっきまで大泣きしていたが、泣き疲れたのか今はまどまどにくっつくようにして眠っている。


キュルルー…グゥ…
「…ホミャア…」…オナカスイタ… サスサス… エグエグ…

「マドマド…ウェヒィ…」モウチョットノガマンヨ…ヨシヨシ… ナデナデ…

「…ホミュー…」モソモソ…


まどまどは愚図る仔ほむを撫でてやり、仔まどと反対側に寝かせる……仔ほむは不満げだが、まどまどに逆らう様子は見せず寝転んだ。


「マドマドォ///」イイコイイコ/// ナデナデ…

「…ホミィ…」Zzz…


しばらくすると仔ほむも眠りに付いた……まどまどは仔達の顔を眺めながら物思いに耽った……


『さっきはこの仔達に待ちましょうなんて言ったけど……本当に大丈夫なのかしら?』

『食べ物探しなんてほむほむはやった事無いのに…………私もだけど……』


まどまどはほむほむの事をよく知っていた……二匹ともペットショップで生まれ、幼い時から一緒に育ってきたからだ……

食べ物はご主人(店員)が与えてくれてたし、ほむほむの両親も自分を実の仔のように面倒を見てくれた……

そして、まどまどとほむほむは自然に惹かれ合い番になった……すぐに仔も生まれて、ずっとこの幸せが続くものだと思っていたのに……



「マドマド…」フアンダワ… フゥ…

大きくため息をついた……そしてもう一度、仔ほむと仔まどの頭を優しく撫でてやる。


「…ホミュン///」「…ミャロォ///」モソ…モソ… Zzz…

「マドマド///」ナントカナルカナ/// ナデナデ…


幼い我が仔の寝顔に『自分も頑張らなきゃ!』と、まどまどは思い直した……しかし……


まどまどはまだ気づいてなかった……今思っている不安よりももっと大きな危機が迫っている事を……



……ガサ…ガサ……


________
_____
__
_






記事メニュー
最近更新されたスレッド
ウィキ募集バナー