その1
最終更新:
homuhomu_tabetai
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つい先日、俺はまみまみと番になった
まみまみ「マミン♪」ダキィ
修羅ほむ「おいやめろ、暑苦しいぞ」
さっきから俺の腕に抱きついてきて、こう何時もくっつかれると鬱陶しい
まみまみ「♪~」
しかし離れる気配は無い
まぁ寂しがりなまみまみがすることだ、今は子供も体に宿しているかもしれない
殴り飛ばすことはしないでおこう
そういえばほむまどの番ではよくほむほむが妊娠するが・・・
基本的に餌集めや家造りなど働くのはほむほむだ
だったらまどまどが妊娠したほうがどう考えてもよくないか?
妊娠するのはどちらでも構わないはずだ
ほむほむが子供を産みたいと望んでいるのかまどまどが出産したくないのか・・・
どちらにせよ理解できないな
まみまみ「♪~」コドモ♪~
俺は抜かりなく、まみまみに妊娠させるようにしている
もっとも今妊娠しているかどうかはわからない
だが行為をした以上可能性はある
まぁ今そんなことを考えても仕方がないか
そんなことより日課の情報共有を進めよう
修羅ほむ「で、今日はどんな事があったんだ?」
まみまみ「マミミマミマミマミ!」エットエット~
今日あった出来事をお互いに話していく
実は俺達、昼の活動は別行動を取っている
その方が効率は良さそうだからな
まみまみの方は一緒に活動したかったみたいだが拒否した
昼は別行動、夜に巣で合流、お互いに外の情報を共有するわけだ
まみまみは寂しかったのを紛らわすようにとても熱心に話してくるから助かる
情報はとても大切だ、この世の中情報のあるなしは命に関わる
こうやってまみまみに情報を持って来させるのは非常に大事なことなのだ
単独行動になるので危険といえば危険だが、それで死ぬようならお互いそれまでって事だ
まみまみ「マミ~マミマ」ソレカラ~
修羅ほむ「よし大体わかった、今日はもう寝るぞ」
まみまみ「マミ!」
俺が簡易の寝床に入るとまみまみは俺の寝床に入ってきた
番にした以上、性行為以外のこんな甘えであっても無下にもできまい
それくらいは許そう、だが今日はそれ以上のことはしないでおこう
俺達は瞼を閉じた
まみまみ「Zzz・・・」スースー
修羅ほむ「・・・・」
そして俺は今日まみまみが言っていたことを脳内でまとめた
俺は公園での生活に飽きて乗り物に忍び込み山まで移動した
そしてここで新しい生活を始めたわけだが、どうやらここの生態系は少しおかしいみたいだ
まみまみが言うにはほ食種がほむ種より下の立場なのだとか
普通に考えたらありえないことだ
だがまみまみは嘘をつくタイプではない
何事もそんなわけないと否定していては始まらない
ここではほむ種がほ食種よりも格上という事実をまず認めて考察してみよう
必ず何か理由があるはずだ
そういえば俺がこの山を見回っていたときに気になったことがある
人の出入りが殆ど見られないことだ
本当の山奥なら当たり前だが、ここは町からそれほど離れていない
それなのに、観察したところでは、一ヶ月に一人か二人、山に来るかどうかってレベルだ
町から近いなら、野生のほむほむを狙った人間なんかが来てもおかしくないはずだが
とりあえず明日はそこを重点的に調べてみるか・・・
Zzz・・・
朝
まみまみ「マミミ!マミミ!」イッテクル!
修羅ほむ「ああ、お前は今日はこの辺りを探索していてくれ」
まみまみ「マミ!」
修羅ほむ「よし良い子だ、行って来い」
まみまみ「マミン!」スタスタ~
修羅ほむ「さて・・・行くか」
俺は山奥に入っていった
そこでほむほむとさやさやの親仔を見つけた
早速隠れて観察する事にしよう
修羅ほむ「ほう・・・」
ほむほむ「ホムン!」ペチペチ
さやさや「サヤ!」イタイ
ほむほむ「ホヒャヒャ!」
これは興味深い
本当にほむほむの方がさやさやを虐めている
どういうことだ?
ほむほむ「ホムン!」ペチン!
仔さや「チャヤ!」コテン!
さやさや「!?」
ほむほむ「ホヒャヒャ!」ゲラゲラ
仔供にまで手を出したか
さやさや「・・・テンコーセー!!」シュパ!
ほむほむ「ホビィイイイ!!」ウデチギレ
仔供に手を出したらそうなるな
当然だろう、首を斬られてもおかしくない
ここでほむほむの首を斬らなかった事から、さやさやが自己防衛的に攻撃したことが読み取れるな
では、ほむほむは何を思ってさやさやを殴ったんだ?
ほむほむ「ホヒュ~」
ほむほむ「ホ ム ウ ウ ウ ウ ウ ア ア ア!!!!!」
!?
うるさい!!
なんなんだ!?
「ホムラチャン!!」
ん?あれは・・・白まど!?
白まど1「マドォ!」シュパ!
さやさや「サギャアアアアアアアア!!」
一瞬のうちにさやさやの体に矢が刺さった
そして俺は全てを理解した
人間が来ることが殆ど無い山
ほ食種よりも立場が上のほむ種
つまり希少種が何組か存在しているということではないか?
希少種が一組ならこうも立場は変わらない
しかし、これだけ生態が変わっているところを見ると、希少種は複数存在しているのだろう
それだけ山のあちこちに希少種が飛び回っていることになる
ほむ種が危険になったらすぐに飛んで来られる
それをいいように利用してほ食種を虐めていたわけだ
普通、山に希少種が複数生息するなら、人間が捕まえに来ないはずが無いのだが、この山は何故か人の入りが殆どない
希少種が時間をかけて増えることも可能だろう
もう少し詳しく調べる必要があるが、大体の疑問は晴れた
仔さや「チャ・・・チャヤァ・・・」ポロポロ・・・
ほむほむ「ホヒャヒャヒャヒャ」ゲラゲラゲラ
白まど1「ホムラチャン!」ペロペロ
流石白まど、舐めるだけでほむほむが見る見るうちに治癒されていく
ほむほむ「ホッム~ン!」カンチ!
白まど1「マド!」テフリフリ
ほむほむ「ホム!」テフリフリ
仔さやは眼中に無いらしく白まどはその場を飛び去った
ほむほむもそれに続くように歩いて白まどを追う
そして仔さやもほむほむを追った
仔さや「チャ・・・チャヤアア!」ポロポロポロポロ
敵討ちか・・・仔さやじゃほむほむが助けを呼ぶ前に致命傷を与えることは不可能だろう
理不尽だが、仔さやは無念のうちに死ぬことになるな
だが、ほむほむの立場から見れば、いつも理不尽に命を刈り取っていたのはさやさやの方だ
今回はあのほむほむが、白まどという力を借りて、同じことをしたまでだ
白まどを上手く使っている所も評価できる
正しい正しくないで考えると、あのほむほむは正しく生きているほむほむだろう
仔さや「チャ・・・チャヤアア!!」ヒュバ
ほむほむ「ホムゥ!?」ヒョイ
怒りに任せた一撃だったためか、仔さやの攻撃は雑になり、ほむほむに避けられてしまう
ほむほむ「・・・・」アセタラー
ほむほむは少し動揺しているようだ
ほむほむ「・・・」イラ!
しかし、その次の感情は怒りらしい
ほむほむ「ホヒュウ~」
息を吸い込んだな・・・
仔さや「サ・・・」ガク
仔さやは怯えているようだ
白まどが飛び去ったのはついさっきの事だ
呼ばれたらすぐに駆けつけるだろう
ほむほむ「ホ」
修羅ほむ「ふん!」ヒュン!
ほむほむ「!?」グサァ
俺はさやさやの剣を拾いに行き、そしてほむほむが叫ぶ前に首を狙ってそれを投げつけた
ほむほむ「・・・・・!?」
喉に剣が刺さり発声する事が出来なくなったほむほむ
もはや助けは呼べないだろう
まぁ、あのほむほむは単に弱い立場のさやさやを殺しただけで、弱肉強食のこの世界では正しいことだと思うが・・・
俺が、ほむほむを殺さない理由にはならない
ほむほむ「ホ・・・・ホ・・・・」ガクガクブルブル
ほむほむは首を押さえて倒れ、痙攣している
普通、今ので即死までいかなくとも気絶くらいするがな
運が悪い・・・
仔さや「・・・チャヤ?」
修羅ほむ「どうした・・・何をしている」
仔さやは今何が起こったか理解していないようだった
俺は仔さやに話しかけに行った
修羅ほむ「お前の親を見てみろ、その元凶だぞ?殺すがいい」
仔さや「チャヤ・・・」チラ
さやさや「・・・・」チマミレ
仔さや「・・・」ワナワナ
ほむほむ「・・・・」ウルウル
ほむほむは涙目になり助けを訴えているようだ
仔さや「チャヤ!チャ!チャ!チャヤアアアア!!」ザシュザシュザシュ
ほむほむ「!!!!!!!!」
仔さやは短剣で何度もほむほむの腹を刺し続けた
生命力溢れるほむほむだ、あの短い剣じゃそう簡単に死なないだろうな
悲鳴が聞こえないのが実に残念だ・・・
ほむほむ「!!!」シロメ
気絶したか
仔さや「チャヤ~」フ~
仔さやは剣をしまう
修羅ほむ「甘いな」
仔さや「チャ?」
修羅ほむ「殺すんだったら中途半端に殺さないことだ」ボキ
ほむほむ「」
俺はほむほむの首をへし折った、そしてそれを食べた