まどか「さやかちゃん、ベース買ったよー」 - ほむほむを美味しく食べるまとめwiki

作者：Gd285Ag/0

272 名前：まどか「さやかちゃん、ベース買ったよー」[] 投稿日：2011/07/17(日) 22:32:37.59 ID:Gd285Ag/0

さやか「へぇ、どうしたのいきなり」

まどか「ちょっと前から軽音楽に憧れてて……ついね」ﾃﾍﾍ

さやか「いいじゃん、ピンク色って珍しいね」

まどか「うん！ 楽器屋さんで一目ぼれしちゃったよ」

さやか「……でも大丈夫なの？ 高かったでしょ」

まどか「うーん……確かにうちの食用ほむほむの餌代とかも有って……厳しかったよ」

さやか「しばらくはまどかと買い食いできないなぁー」

まどか「ごめんねー」

さやか「いいって、そん時は奢ったげる」

まどか「うん！ ありがとう」

さやか「それにしてもギターじゃなくてベースなの？」

まどか「うん、目立つのって少し苦手だし……」

さやか「ま、まどからしくて良いじゃん」

まどか「ありがとう」

さやか「じゃあそのベースの腕を見せて貰うためにまどかの家へレッツゴー！」

まどか「うん！ ……てええ！？」

さやか「ん？ どうしたのさ」

まどか「まだドレミしか弾けないよ……！」ｵﾛｵﾛ

さやか「いいじゃんいいじゃん、まどかの家のほむほむも久しぶりに見たいしね」

まどか「もう……しょうがないなぁ……」

――まどホーム――

さやか「アンプよーし！ ベースよーし！ シールドよーし！」

まどか「もう……恥ずかしいなぁ」

さやか「早く聞かせてよー」

まどか「はいはい」ｶﾏｴ

まどか「えーと、こうやって……」ﾝﾍﾞﾝﾍﾞﾝﾍﾞ

さやか「おー！ 低いねー！」

まどか「ベースだからね」

さやか「それもそっかー、……ん？」

ほむほむ「ﾎﾑ?」ﾋｮｺｯ

まどか「あれ、ケースから逃げたのかな」ﾋｮｲ

ほむほむ「ﾎﾑｰｯ!? ﾎﾑｯ!?」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

さやか「脱走したのかー、生意気な」ﾃﾞｺﾋﾟﾝ

ほむほむ「ﾎﾑｯ!?」ｲﾀｲ

まどか「良く出れたねー、さやかちゃん食べる？」

ほむほむ「ﾎﾑｰ!?」ｲﾔｲﾔ

さやか「うーん、……あ、良い事思いついた！」

まどか「どうしたの？」

さやか「まどか、アンプに繋ぐヘッドホン持ってる？」

まどか「一緒に買ったけど……どうして？」

さやか「流石にアンプで爆音出すと近所迷惑だからねー」ｾｯﾃｨﾝｸﾞ

まどか「……？」

さやか「ま、見てなって」

さやか「ヘッドホンをアウトプットにセットしまして……、音量を全部MAX！」

まどか「……あ、もしかして」

さやか「わかっちゃった？」

まどか「うん、たぶんね～」ﾃｨﾋ

ほむほむ「ﾎﾑ? ﾎﾑｩ……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

さやか「そしてほむほむを縛って机に置いて、ヘッドホンで挟んであげます」

ほむほむ「ﾎﾑｩｯｰｰ!?」

まどか「もう……食べ物は粗末にしちゃいけないよ」

さやか「後でちゃんと食べるよ、いいでしょ？ ねっ」

まどか「しょうがないんだから……」

さやか「じゃ、一丁楽しませて貰いますか」

さやか「ではでは、まどかさまによる演奏会始まりぃー！」

まどか「もう……止めてよ///」

さやか「ぱちぱちー」

ほむほむ「ﾎﾑｰｯ? ﾎｰﾑｰ!?」ﾅﾆｺﾚﾅﾆｺﾚ

まどか「じゃ、いくよー……えぃ！」

　ンドゥォォォォオオオオン！！

ほむほむ「ﾎﾋﾞｬｧｧｧｧｱｱｱｱｱｯ!!?」

さやか「凄いねー、ヘッドホンから離れてるのに聞こえるよ」

まどか「流石に鼓膜破れちゃったかなぁ？」

ほむほむ「」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

さやか「気絶してるけど、鼓膜は無事みたいだね」

まどか「ほら起きてほむほむ」ﾃﾞｺﾋﾟﾝ

ほむほむ「」ｼｰﾝ

さやか「がっつり気絶してる……まどかー、まど酒あるー？」

まどか「うん有るよ、はい」

さやか「ありがとー、……これを麺棒に染みさせて……」ﾂﾝﾂﾝ

ほむほむ「ﾎﾑｩ!? ﾎﾑｯ!」ﾏﾄﾞｶﾉﾆﾎｲ

さやか「あははー起きた起きた」

ほむほむ「ﾎﾑｯｰｰ! ﾎﾑﾑｯｰ！」ｺｯﾁｸﾙﾅ

さやか「縛られてるから動けないでしょーに」ﾂﾝﾂﾝ

ほむほむ「ﾎﾑｯ! ……ﾎﾑｩ……」ｸﾝｶｸﾝｶ

まどか「まど酒で目がﾄﾛﾝってしてきたね」

さやか「じゃあその幸せな世界からつらーい現実に戻して上げよっか」ｹﾗｹﾗ

まどか「うん、わかったよ」ｶﾏｴｯ

　ンダァァァァァァアアアアアン！！

ほむほむ「ﾎｷﾞｬｧｧｧｧｱｱｱｱｱｱ」

まどか「ちょっとうるさいかなぁ」

さやか「んー、多分近所には聞こえてないでしょ」

ほむほむ「」ﾌﾞｸﾌﾞｸ

まどか「泡吹いてるよ」ｸｽｸｽ

さやか「ほれ、起きろー」ﾁｮｲﾁｮｲ

ほむら「……ﾎﾑ……」

さやか「元気ないなー、まどまどの匂いだぞー」

ほむほむ「ﾎﾑｩｰ……ﾏﾄﾞｶｧ」

まどか「結構頑丈なんだねー、人間でも鼓膜破れちゃいそうなのに」

さやか「ゴキブリとかも生命力高いし、一緒じゃない？」

まどか「流石にそれは可哀想だよー」ｹﾗｹﾗ

さやか「さ、もう楽しんだし食べようか」

まどか「あっ、待って待って」

さやか「ん？ ……どうしたの」ﾒﾝﾎﾞｳﾂﾝﾂﾝ

まどか「これこれ、試して見たくて」

さやか「あー、エフェクターだっけ？」

まどか「そうそう、ベースとかの音変えられるんだよっ」

さやか「ギターみたいな音出せるの？」

まどか「それを試してみたくて」ﾃﾍﾍ

ほむほむ「ﾎﾑｯ! ﾎﾑｩ!!」ﾊｧﾊｧ

まどか「まど酒のお陰で元気になったね」

さやか「現金な奴だねー」

まどか「それじゃあ、このエフェクターを繋いでっと」ｶﾁｬｶﾁｬ

さやか「どんな音にするの？」

まどか「思いっきり歪ましてみるね」ﾃｨﾋﾋ

さやか「さやかちゃんは期待してるぞー」ﾂﾝﾂﾝ

まどか「うん、頑張るね！」

ほむほむ「ﾎﾑｩ!!」ﾊｧｯﾊｧｯ

さやか「ほむほむも元気な事だし、演奏始まり～」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

まどか「ここの弦押さえて……、えいっ!」ｷﾞｭｲﾝ

　ンギュゥゥゥゥイイイイィィィァァァァアアアン！！！

ほむほむ「ﾎｫｫｫｫｫｫﾐｬｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!」ﾌﾟﾂﾝ

さやか「ぎゃっ」ｷｰﾝ

まどか「ううっ」ｷｰﾝ

さやか「っつー、凄い音」

まどか「耳が痛いね……」

ほむほむ「……ﾎ」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

まどか「あ、意識は有るみたい」

さやか「爆音で逆に気絶出来なかったのかなぁ」

ほむほむ「ﾎ…………ﾑ」ﾂｩｰ

まどか「あ、ほむほむの耳から血が出てるね」

さやか「流石にぷっつんしちゃったかー」

ほむほむ「ﾎ……?」ｱﾚ

さやか「お、鼓膜破れたのに気づいたのかな？」

ほむほむ「ﾎﾑｩ…………?」ﾅﾆﾓｷｺｴﾅｲ

ほむほむ「ﾎﾑｯ……!」ﾐﾐｶﾞｲﾀｲ

まどか「おろおろしてるね」ﾃｨﾋ

ほむほむ「ﾎﾑｩｰ!! ﾎﾑｯｰｰ!!」ﾅﾝﾃﾞﾅﾆﾓｷｺｴﾅｲﾉ

さやか「鼓膜破れたから聞こえないよー」ﾋｮｲ

まどか「さやかちゃん、それも聞こえてないよお」ﾃｨﾋﾋ

ほむほむ「ﾎｰﾑｰｯ!?」ｲﾔｲﾔ

さやか「いただきまーす」

ほむほむ「--ｯ!?」ﾏｻｶ

さやか「ぱくっ」ﾊﾞｷ､ｺﾞｷｬ

ほむほむ「」

さやか「んー変な味だなぁ」

まどか「興奮とストレス繰り返したからねぇー」

さやか「でも結構おいしいかも……もっかいやろうよ」

まどか「うん！」ﾃｨﾋﾋﾋ

　こうして、知久が帰宅してうるさいと怒られるまで、ほむほむ達は爆音に絶え続けるので有った。

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• >ほむほむ達は爆音に絶え続けるので有った。
  「耐え」続けるのではなく「絶え」続けるんだなｗ