役人「皆の者聞けぇ! 巴之磨魅様のお触れだぁ!」 その1
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homuhomu_tabetai
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国内某所…
ここでは、山に放たれた100匹のほむほむを1番多く捕まえた者が優勝、という伝統的な祭がある。
祭には毎年300人程の猛者達が参加し、ギャラリーも含めると1000人前後が集まる。
この祭の起源となったのが、およそ300年前の出来事だ――
役人「皆の者聞けぇ! 巴之磨魅様のお触れだぁ!」
ザワザワ…
役人「第一にぃ! ほむほむの捕獲、及び危害を加える事を禁ずるものとする!」
ガヤガヤ…!
役人「第二にぃ! 第一の事を破った場合、死刑とする!」
農民1「ふざけんなぁ! ほむほむが食えないんなら俺達は何を食えば良いっていうんだ!」
農民2「そうだそうだ! 俺達を飢え死にさせる気か!」
フザケンナァ! トリケセェ! ガヤガヤ
役人「黙れ! 死刑にするぞ!」
ガヤガヤ
さやか「どうするの恭介ぇ…」
上條「殿様は何を考えているんだ…!」ワナワナ
中沢「聞いたか上條!?」
上條「あぁ。なんだあのふざけた令は…」
中沢「ただでさえ今年は農作物の実りが悪いのに…」ワナワナ
ほむほむA「ホムホム!」ピョコ
農民「うるせぇ!」ゲシッ
ほむほむA「ホビャア!」ドテッ
中沢「おっ、おい!」
農民「くっ…」スタスタ
上條「逃げるぞ中沢…!」
中沢「おう…!」
スタスタスタ…
上條「殿が何をしてしまったのか、すぐに気付いてくれると良いが…」
中沢「気付く頃に俺達が生きていれば良いけどな…」
町人「おい! 巴之磨魅様だ!」
上條・中沢「!」
ヒカエーイ ヒカエーイ
磨魅「皆、頭を下げる事はないわ。らくにして頂戴」
ほむほむ「ホムッ!」ヒカエロ
子ほむ「ホミュッ!」ズガタカーイ
中沢「なんだあの見るからに傲慢なほむほむは…」ドゲザー
上條「黙れ中沢…!」ズザー
タタタ…
侍「巴様!」
磨魅「どうしたの?」
侍「裏道でこのようなほむほむを発見しました!」
ほむほむA「ホ…ホビャ…」ピクピク
磨魅「ほむほむの腕が折れてるじゃない!」
上條(さっきのほむほむか…!)
磨魅「よしよし…もう大丈夫よ…」ナデナデ
ほむほむA「ホムゥ…」フルフル
磨魅「……誰よ、こんな事をしたのは」
ガヤガヤ…
磨魅「誰かって聞いてるの!」ゴッ
シーン…
磨魅「あーもう私怒っちゃったわよ…税を30%くらい上げちゃおうかしら」
農民「そんな殺生な!」
商人「そいつが自分ですっ転んだのかもしれねぇだろうが!」
磨魅「……あいつを捕まえなさい!」ビシッ
役人「ははっ!」
商人「そんな! なんでだよ! 俺は何もしてないだろ!」
マツダイマデノロッテヤルー!
役人「お触れを破ったらこういう事になるという事を良く覚えておけよ!」