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美味しいあんあんの育て方と調理法 その2

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homuhomu_tabetai

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マミ「甘あんにする場合はこれで終了よ。幸せな家庭を築けたことであんあんの身体はすっかり甘くなってるわ」

甘あん「マミー! クーカイ!」キャッキャッ

まみまみ1「サクラサン♪ マミマミッ」パクパク

マミ「しっかり種付けしたから、まみまみも妊娠したでしょう。まみまみのお乳はお菓子にも使えるから、後で合わせて紹介させてもらうわ」

マミ「え、つがいを作るだけでいいならさやさやと別れさせなくても良かったんじゃないかって? 確かに、さやさやとそのまま過ごさせても甘あんにはなるわ」

マミ「けど、喧嘩別れさせた後で別のパートナーを見つけると、あんあんの甘味はより深くなるの。それを知って欲しかったからこんな事をしたのよ」

マミ「別にまみまみを別の仔達とつがいにさせたかったからじゃないのよ? 勘違いしないように!」

さやさや1「……」

マミ「さやさや1は、実はもう登場予定はないの。じっくり苦味成分が熟成したでしょうから、このままさやさやペーストにしちゃうわね」ピッ ヴィーン

さやさや1「サヤア゙ァァァァアア!?」ガガガガガガッガガ

マミ「さて、辛あんにする仕上げよ。今まであんあん2達の暮らしをおはようからおやすみまで見つめていたさやさや2を、あんあん達に会わせるわ」ヒョイッ

あんあん2「サ、サヤカッ!?」ビクッ

まみまみ2「……ミキサン?」

さやさや2「……キョーコ……」ユラァ

マミ「あんあんったら気まずそうね。あんなにまみまみと愛しあったんだから堂々としていればいいのに」クスクス

あんあん2「サヤ――」

まみまみ2「ティロ」


バンッ!


さやさや2「サヤバッ!?」ドシャッ!

あんあん2「サヤカァァァ!?」

マミ「まみまみがさやさやを攻撃しちゃったわね。まみまみは良く言えば情が深く、悪く言えば嫉妬深いの」

まみまみ2「ティロティロティロティロティロォ!」バババババン!!

さやさや2「ガバハッ――」ガホォ

あんあん2「サ……サヤカァァァーー!!」ダダダッ!

マミ「一度できた仲間、特につがいとなった相手は絶対離そうとしないのよ。奪おうとする相手は決して許さないわ。今回は前妻が出てきたから、あんあんを取られちゃうと思ったんでしょうね」クスクス

あんあん2「サヤカー! サヤカー!」ギュゥゥ

さやさや2「ザ……ザヤッ」ガホゴホ

まみまみ2「……」プツン

マミ「まださやさやは生きてるわ。これはさやさやが生命力が強い事もあるけど、まみまみがわざと生かしてるのよ。鳴き声に『フィナーレ』がなかった事からも分かるわね?」


まみまみ2「シヌシカナイジャナイ!!」シュルシュルルッ

さやさや2「サヤァァ!」ギリギリギリッ!!

あんあん2「サヤカァー! マミィー!?」ギュルルビシィッ

マミ「あんあんとさやさやがまみまみに捕まったわ。あれはまみまみが使う『まみりぼん』よ。すごく丈夫だから縛られるとまず逃げられない。巣の補強をしたり、狙撃の足場を作ることも出来る優れものよ」

まみまみ2「サクラサァァァン……」ポロポロポロ

あんあん2「マ、マミー! マミー!」ジタバタ

まみまみ2「マミィッ!」グヌン!

あんあん2「アァンッ!?」ビクッ

マミ「まみまみとあんあんが交尾を始めたわ。といってもまみまみがあんあんを一方的に襲ってるんだけど。自然界でもレ○プはあるのよね」ハフゥ

まみまみ2「マミッ! マミッ! マミッ! マミッ!」ズンズンズンズン!

あんあん「アァァンッ!? ――アハァァァッ!」ビクビク

さやさや2「サ……」

まみまみ2「フィ、フィ……フィナーレッ!」ガクガクガクッ!


ビュクンッ!ブピュッ!ドプン!


あんあん2「アハアァッァァァ!?」ゾクゾクッ!

まみまみ2「フィナーレッ! フィナーレッ! フィナーレエエェェェッ!!」グイッグイッグイッ!

あんあん2「アンンッ……!」

さやさや2「サ……サ……キョーコ……」

マミ「元妻の前での種付け。さやさやを物理的にだけじゃなく、心まで完全に叩きのめす気ね。あ、別に妻とかいう関係じゃ無かったかしら? 少しの間だけ一緒に暮らしてただけだものね」クスクス

あんあん2「アフン……」ドサッ

まみまみ2「マミィ……」ズルッ ザッザッザッ

さやさや2「アタシッテ、ホント――」

まみまみ2「ティロ・フィナーレ!」ゴリッ


ドンッ!!


さやさや2「バッ――カ」グダッ

まみまみ2「マミッ。サクラサ「アンガァァァァッ!!」


ゾンッ!!


まみまみ2「ンッ?」ゴロンッ

マミ「あんあんがまみまみの首を刎ねたわ。あんあんは義理人情に篤いから、かつての仲間を惨殺したマミを許せなかったのね」

首まみ「サクラ……サ――」フッ

さやさや2「――」

あんあん2「マミ……サヤカァ……」ガクッ

辛あん「――ア゙アアアアアンッ!! ゥアアアアアアアッ!!」

マミ「あんあんを辛くするには絶望感や無力感ではなく、罪悪感を感じさせるのが肝要と言われているわ」

マミ「今回は元の仲間を助けられなかったこと、愛してくれたつがいを殺してしまったこと、これらの罪悪感があんあんの体に辛味成分を作らせているの。野生の辛いあんは、つがいのさやさやと喧嘩して別れた子がなるらしいわ」

マミ「これで育成は完了よ。あんあん2は辛あんとして美味しくいただけるわ。そのまま食べると人によっては辛さで泣いちゃうかも?」

マミ「さて、育成の紹介はこれくらいにして、次は甘あん辛あんを使った料理の紹介に移るわね。今回の料理にはまみまみも使うから要注目よ」


マミ「それじゃ、まずは辛あんの料理からいきましょうか。あんあんを料理する前に、料理のお供になるマミ油を作りましょう」

マミ「まず、フライパンを油を敷かずに温めるわ。火加減は弱火で。強火にしたら焦げちゃうわよ?」チリチリチリ

まみまみ「ママミミーー!」ジタバタ

マミ「そこに縛ったまみまみを適量分投入。入れたらすぐ蓋をしてね」ポイポイッ カパン

まみまみ「マ゙ミ゙!?」ジュウゥゥッゥゥ

まみまみ「マミミミミマミミッ!! マミマミッ!!」ジタバタジタッ!

マミ「蓋をしないとまみまみが暴れて油が跳ねるし、最悪まみまみがフライパンから逃げることもあるわ。蓋はまみまみが持ち上げられないよう、ある程度重い物を使ってね」ジュウゥゥゥ

まみまみ「マ゙ァ……マーーッ」ビタンビタン

マミ「1時間位したら蓋を外して様子を見て。まみまみがカラカラになって、フライパンに油がたっぷり溜まっていれば完了よ。でぶまみの場合は2時間位がいいわ」カパッ

まみまみ「――」カラァ

マミ「こうしてできるのがマミ油よ。ラードよりカロリーは高いけど、チャーハンや肉野菜炒めなどに使うと味と香りの広がりが段違いよ。カラカラになったまみまみはご飯のおかずにどうぞ」

マミ「このマミ油と辛あんを使った料理を紹介させてもらうわ。まずは簡単なものから。マミ油をフライパンに敷いて、弱火で油を温めるわね」カチッ

辛あん「アンガァー!」ジタバタッ

マミ「その間に、辛あんの首と手足を落とすわ」ストトン

辛あん「アグォッ」ブシィィィッ

マミ「次にお腹を開いて、ワタを取り出すわ。排泄物が溜まっているし、焦げ付き易いから使いたくないの。これを細く切ったにんにくと一緒にまみ油に入れるわね」パチャチャ

マミ「焦げないようとろ火で温めて、マミ油ににんにくの香りと辛あんの辛味が移ったら、ゆでたスパゲッティーを絡めて完成!」

マミ「これぞ特性『まみあんチーノ』よ。ペペロンチーノと同じように作れるけどボリューム感はこっちが上よ。マミ油でしっかりした味なのに、辛あんの辛さが刺激となりスルスルっと食べられるわ」ズルズルッ

マミ「辛あんは油の中に辛味を出してだいぶ辛さが抑えられているわ。これならそのまま齧ることも出来るわよ」バリッ

マミ「ん~~っ、辛い! あ、ワタを取り出すのが面倒という人は、辛あんをそのままマミ油に入れてもオッケーよ。ただし、逃げられないようにちゃんと縛っておいてね?」

辛あん「アンギギギッ! ア゙ギァアアアアアッ!!」ジュワァァァ

マミ「あんあんはさやさや達に比べるとずっと死にやすいから、低温の油でも円環の理に導けるわ。焦げると苦いし、瀕死だとスパゲティを齧られるから注意してね。あんあんの食欲、恐るべし!」

辛あん「――」ジュワジュワジュワ

マミ「『まみあんチーノ』だけだと物足りないから、もう一品辛い料理を紹介しましょうか。『辛あんかけチャーハン』でいかせてもらうわね」

辛あん「アンアンー」チャプチャプ

マミ「まず、このように数匹の辛あんをお酒に漬け込んでおくわ。その間に中華鍋にマミ油を入れて、食べやすい大きさに切った八宝菜、人参、たけのこ、しいたけを炒めておく」ジャアァァァッ

辛あん「アゥン? アンコォー♪」ウィー

マミ「お酒に酩酊してるところに炒めた野菜の香りでリラックスしてるわね。そろそろ野菜に火が通ったし、辛あんを投入するわ」ポポポイッ ジュバァァァァァッ!!

辛あん「アンゲァッ!? アアンッ!?」バタバタ!

マミ「酔っ払って力が抜けてるとはいえ、あんあんも必死で脱出しようとするわ。逃げそうになったら、その都度抑えつけるなり鍋を振って底に落とすなりしてね」ジャッジャッジャッジャッ

辛あん「ア゙ババババッ!? アギィィィンッ!! アンコォォオォォォォッーーー!!」ジュゥジュゥ

マミ「中華鍋を使っているのは炒めやすい事と、あんあんが鍋を登りにくいのが理由よ。あんあんが動かなくなるまで根気よく炒めてね」ジャッジャッジャッジャッ

辛あん「ア゙―――ア゙」ジュウゥゥゥゥ

マミ「あんあんに火が通ったようね。それじゃお塩、お醤油、さっきあんあんが入っていたお酒を入れて全体に馴染ませ、味がついたら水、ほむ出汁、水溶き片栗粉を入れてっと」

マミ「とろみが付くまで煮込めば、『野菜辛あんかけ』の完成よ。これをチャーハンにかければ、『辛あんかけチャーハン』の出来上がり!

マミ「パラパラのチャーハンが辛あんかけでトロリと生まれ変わり、ご飯と辛あんが絶妙なハーモニーを生み出す自慢の一品よ!」
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