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とある小さなほむほむ料理屋

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homuhomu_tabetai

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作者:7I2Q6jfAO

24 名前:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東海)[sage] 投稿日:2011/08/06(土) 00:34:32.89 ID:7I2Q6jfAO


 飛びきり美味い料理は何かって?おいおい、俺の耳がおかしくなったのやら、お前さんの口が狂ったのやら。
全く最近の日本人はそんな言葉しか出てこないのか。それともよほど何も知らないのか。

 まあいいさ、とりあえずこいつでも飲みながら俺の話でも聞いたら良い。
ちょうど新しいメニューを思いついたところでさ。

 お前さんはこんな店に来る位だ、そんな人種じゃねぇと思って話をさせてもらうが…。
今の日本は西洋被れに過ぎるってんだ。金が貯まれば高い料理を食べやがる。
いらっしゃいませ、今日はいかがいたしますかと聞かれれば言うのは大抵決まっていやがる。
最高級の調味料を使って、最高級の料理を作ってくれ。ああそうそう、今日取れたばかりの新鮮な最高級の材料で頼むよ、とこんな具合さ。

 おっと、もう一杯いくかい?うん、そんなに誉めるのはやめとけよ。俺はそう優しくないからな、男にも財布にも。
はは、お前さん口が上手なこって。まあ良いさ、そろそろ最初の質問にも答えてやらなきゃならんしな。
まあそいつを飲みながらじっくり俺の話を聞いてれば、俺なりの美味い食い物出してやらん事もないからな。

 こいつが何か分かるかい?…ああそうさ、B級グルメって言葉が生まれてからかなり経つから知ってる奴はだいぶ増えただろうな…これがあのほむほむって奴だ。
まあ持ってみろよ。
ホム?ホムゥ// スリスリ

人懐っこいだろ?うちではかなりほむほむは可愛がってるんだ。店によっちゃ作り方が変わる分、飼い方も異なるからな…。
これはそのための第一段階、とでも言えばいいのかねぇ。さて、返してくれや。

ホム///ゴシュジン// スリスリ

よし、そろそろ一品くらい教えてやるよ。俺が思っている、お前さんに言える美味い料理ってのを。
まず料理のやりやすさも考えて、こうやってほむほむの手を軽く摘んでブランコみたいにしてやるのさ。最初は何かされると怯えてたやっこさんも慣れて遊びだと思っていくんだ。

ホムゥ♪ タノシイナ プラーン

ただここからは料理するんだ、遊びじゃないからな
ブチィッ

ホァ?!!ホギャッホビャァァアアアア!!! イダイイダイイダイテガァァ

もう片方もブチッとやって…そうしたらこいつらは大体ほら、こんな風にのたうち回る。今までこんな痛みも知らずに育ったほむほむだ。手を千切られたショックで逃げ出す事も思いつかんのさ。



ホビャッ..ホヒッ...ホ.. ジタバタゴロゴロ

 その間にグッと掴んで両足も同じようにやっちまうんだ

ブチィッ

そうしてこっちをよく見れるようにしてやると、涙目で訴えかけてくるんだよ。

ホ..ホムゥ.....ホヒッ..ホ、ホム..? ゴシュジンナンデコンナコトスルノ ポロポロ

ただね、ここでこいつらにありがたいなんて思っちゃ駄目だ。
食べ物に感謝するのは大事だがこいつぁ別なんだよ。育てる時にもやり方を間違えたらすぐに調子にのりやがって、駄ほむになっちまうんだ。
店で出す駄ほむは時にはお客さんにも苛立ちを与える。うちはそういうのは扱ってなくてな、純真なほむほむだから良いのさ。
そう言った意味じゃ、愛情と非情の両方が必要でな。

 おっと話が長くなっちまったな。ここで串を腹に刺して一度抜く。
ここにさっき千切った手足を串で詰め込みながらもう一回刺したら、醤油を少し流し込むんだ。

ブスッ ホギャァァアアアアッ

チョロロロ ホヒッッッ!ホギッッ..ホァッホ... ピクピク

こんな感じに、刺した部品に醤油が染みる。するとその痛みを堪えようとしながら悶えて、こういう声を出すんだ。ここにちょいとワサビを塗り込んで…よし、完成だ。食ってみな。

ホギィッ...ホ....ホ、ホヒッ!!  イタイヨクルシイヨ ピクピク
おっとそうだ、下半身の方から食べないと楽しみが減っちまうぞ。

グチュモグモグ ホギャァァッホヒッホァァァァ!!
ブチッモグモグ ホビァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙!
グッブチィッ ホッ..ホギュァッ...

うん、良い食いっぷりだよ。悲鳴もしっかり聞こえてな。どうだい?ほむほむなんざ安上がりだし、他の動物と比べりゃ考えてる事も分かるから上質に育てようと思えば案外簡単だ。だがだからこそそこに本当の美味さを求めて試行錯誤するのさ。
勿論高い食い物がそうじゃないって言う訳じゃねぇが、金持ちは何か大切なものを見失ってる気がしてな…いや、お前さんに言っても仕方ないか。
でも俺はこうやって来て、分かってくれるお客さんが増えるのも嬉しいからな…。

 ん?その飲み物は何だったのかって?
特別に教えてやるよ。こっちを見てみな。
これは裏側が細かい網目状になってて、もう片方は開いてる。
そしてこいつは、この入れ物にすっぽり入る棒なんだが…。

実はこっちの細かい網、まどまどの髪を使ってるんだ。
一応そこにまどまどエキスもかけてあるんだ。だからほむほむをこの近くにおくとな

ホム?ホァ... クンクン
マドカ??ホムッフ...マドカァーー/// トテテ

こうやって幸せそうに入れ物に入ってくんだ。
そこを一気にこの棒で

グッ ホグチャッ グリグリ
ポタポタ...

少しのまどまど成分と、負の感情の無いまま潰れた爽やかなほむほむエキス。
こいつをサッと溜めて、そこらへんに並べてある酒と混ぜたカクテルだった、って訳さ。美味いに決まってる。

 今日はお前さんみたいな客が来たんだ、気分が良いから店仕舞いだ!
どうだい、俺が色々と作ってやる。今日は飲み明かさないか?
どうせこんな時間に来てあんな話に付き合ってたんだ、暇だろ?
そうと決まればとっとと店閉めちまうからちょっと待ってろよー!はは、久しぶりに楽しめそうだ!………


終わり

ジャンル:ほむほむ ほ食

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