『太正日ノ本桜国』
東・東南アジアやその周囲の列島を領土とする国家。
国土の多くは春夏秋冬の四季を持ち、台風や地震などの災害も多い。
元は日本列島を領土としていた小国であった。
だが1000年戦争の初期、EDU(当時はまだ一つの国ではなく、多数の国が乱立していた)に植民地にされていた東南アジアの小国の扱いに憤慨し、
軍事によって植民地の解放を行い、再侵略から守るために自らの国として統治し始めた。
そうして領地が激増した結果、周辺国家に危険視され戦争を仕掛けられる。
しかし地理的に海を背にした桜国は背後の心配をする必要が薄く、前線に傾けられる兵力の差によってことごとく勝利。
そうして撃退した国も全て領地として併合し、今の国土を得るに至る。
その後は「そこの領土はもともとうちのだ」と言う公国と戦ったり、「植民地返せやオラァ!」というEDUと戦ったり、
何故か理由も無いのに喧嘩を売って来た西帝と戦ったりしている。
サムライ、ニンジャ、ショーグンなどの特殊な戦闘技能者を保有する。
武器もカタナやシュリケンといった独特の物が伝わっており、更に併合した小国の文化も飲み込んでいるため
ケンポー、ブッキョー、カラテ、ジュードーなどの技術が混在している。
真正面から戦う戦術を得意としており、個人個人の戦闘能力は高い傾向にある。
魔法は風・土の属性が発達している。
『西帝ゴールドラッシャー』
南北アメリカ大陸を有する国家。
年間通じて平均降水量が少なく、乾燥した気候である。
一部の雨の多く振る地域や川からの水に生活水は頼っており、多くの地域では水は有料である。
元はヨーロッパから大海原へと冒険に出た一行と、原住民であるネイティブ・ラッシャーの混血である。
冒険者一行は原住民と上手く融合し、街となった後は周辺の原住民と交流を持ち、更に街を広げていった。
土地が広く、人口の少なかったアメリカ大陸では国と呼べる規模の集落はなく、
極めて平和的に南北アメリカ大陸は一つの国家へとまとまっていった。
が、1000年戦争の中期にEDUからの圧力を受け、戦争へと参加することになる。
その時、一部の原住民の文化を色濃く残していた部隊が「おう、全員敵だな」と全方位に喧嘩を売り、四つ巴の戦争の引き金となった。
銃器の大量生産技術を持ち、短い期間で大量の兵士を動員することが出来る。
国家としての考え方が火力偏重主義であり、攻撃の威力を上げるスキルの研究・使用が盛んである。
遠距離からの飽和攻撃を得意としており、反面個人個人の戦闘能力は低め。
魔法は火・雷の属性が発達している。
『サバンナ・インド連盟公国』
アフリカ大陸とユーラシア大陸の南西部を領土とする国家。
雨季と乾期が存在し、貯水する必要はあるが平均で見ると水は豊富な傾向にある。
災害は少ないが砂漠やジャングルなどの過酷な環境の土地が多い。
1000年戦争の始まる前、EDUが他の小国を侵略しているのを見て「こりゃやべぇ」と仲の良い国々が集まって建国。
それがEDUを刺激し逆に戦火を誘発してしまい、1000年戦争の突入となる。
その後、一部の部族が日本に解放された土地を「そこはうちのだ」と侵略を仕掛けたり、
西帝に喧嘩を売られて「いい度胸だ!!」と受けてたったりしている。
周辺の軍事力の少ない国家の逃げ場所のような立ち位置であったが、桜国のように文化の混合は起こっていない。
多くの国民は部族単位で暮らしており、他の部族と連携はするものの積極的に関わってはいないようだ。
集団戦闘は苦手だが、驚異的な身体能力と未だに残る神秘の力を操って戦う。
闇に紛れ音もなく敵部隊を暗殺したかと思えば、獣のような叫び声を上げて真正面から軍隊を撃ち砕くことも。
部族によってまったく戦い方が違うため、他の国家からは「びっくり箱」と呼ばれることも。
魔法は水・闇属性が発達している。
『EDU(ヨーロッパ・ディフェンス・ユニオン)』
ヨーロッパ全体とユーラシア大陸の西部・北部を有する国家。
年間通して寒冷な地域ではあるが、災害は非常に少なく気候も安定している。
海に面する範囲が大きいため、魚介類が特産である。
1000年戦争の始まる前は様々な国が乱立する地域であった。
しかし、その国の一部が軍事力の低い国を侵略し植民地にすると、何故かアフリカ地方で国家がまとまり、大国が出来上がってしまう。
それを見た多くの国家は「おいあいつらこっち殴ってくるんじゃねぇの」と危機感を感じ、同じように複数の国家でまとまることで対抗。
更に、そのまとまっている途中のごたごたの中で「殴られる前に殴れ!!」と一部の軍が侵略を開始。
なし崩し的にEDU全てが巻き込まれた1000年戦争の勃発へと繋がり、
植民地を桜国に解放されたり、援軍を要請した西帝が全方位に喧嘩売ってしまったりで泥沼の四つ巴へと発展する。
高い指揮能力を持った騎士が、多くの民兵を従えて戦う。
集団戦闘では随一の強さを誇っており、戦力のバランスが最も良い。
剣か槍・弓しか使わない、光属性こそ至高、騎士同士の一騎打ちが最も美しい、などの戦術の偏りがあることが玉に瑕。
魔法は光・氷属性が発達している。
最終更新:2013年05月31日 15:32