漢字の大海

2012-01-31

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山墅 丫鬟 囁囁のページを追加。

本年度第2回の試験は随分と難易度が高かったのですが、
今回の試験も、同等かそれ以上に難しかったですね。

今回は好感触の手応えでしたが、これは知っている問題を確実に正解できたからこそです。
ほんの数問、つまらないミスするだけで合格が一気に遠のくのが1級試験。
予想外の所で点を落とすことはままあれど、予想外の所で点が拾えることは少ないですからね。

もう一つ、手応えを掴めた要因を挙げるとすれば、
過去問に依存しない学習スタイルだったからかもしれません。

1級試験には毎回新出問題が3割程度出るので、
過去問を100%おさえても合格の8割には届かない、という話を聞いたことがあります。

というわけで、私は学習の際に過去問をほとんど利用せず、
1級配当のすべての四字熟語や、漢検漢字辞典に載ってる熟字訓を網羅的に学習しました。
ここまでやれば新出語など恐るに足らず!(^^

もっとも、過去問に触れてないおかげで、
普通の熟語における語彙不足に随分と苦しめられたのですがね(--;

しかし、四字熟語の学習は本当に重要だと実感できました。
学習時間のかなりのウェイトを四字熟語に割いていたので、四字熟語問題の失点は0。
配点が30点もある設問ですから、これは非常に大きなアドバンテージになりました。

一方、大きく失点したのは諺・故事成語と文章題でした。
前者は設問にある故事を知らないと解答が困難ですね。
今回は初見のことわざ・故事成語が3問も出題されましたが、
これは偏(ひとえ)に自分の古典にたいする学習が不足している証左でしょう。

また、文章題では前後の文脈もヒントに、解答を連想しなくてはなりません。
1級試験だからといって、難しい漢字を使うわけではなく、
たとえば「シュウショ」を「衆庶」と解答させるようなこともありますから、
やはり語彙力、あるいは、連想力が無いと太刀打ちできないでしょう。

いずれにしても、まだまだ安定して得点できる実力ではないということで。
今後も1級試験は受験し続けるつもりなので、まずは安定して合格できる
地力を身につけていきたいですね(^^

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