漢字の大海
2012-02-16
最終更新:
houji
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■2012-02-16 &bookmark_hatena(show=none)
更新
「甲戌」「盍簪」「佞諂」は広辞苑に載っていませんでした。。。
辞書にも載っていないような言葉が頻出するので、1級試験はやはり侮れません。
辞書にも載っていないような言葉が頻出するので、1級試験はやはり侮れません。
しかし、上記の内、「壅塞」は「ふさぐ・ふさぐ」、
「佞諂」は「へつらう・へつらう」で覚えやすくていいですね。
「佞諂」は「へつらう・へつらう」で覚えやすくていいですね。
「甲戌」については、読みを「こうぼ」「こうじゅ」と解答した方も多いのではないでしょうか。
「戌(ジュツ)」によく似た漢字で「戊(ボ)」や「戍(ジュ)」があるのですよね。
さらには、十干十二支の「戌(いぬ)」「戊(つちのえ)」としても読めるので非常に紛らわしい。
「戌(ジュツ)」によく似た漢字で「戊(ボ)」や「戍(ジュ)」があるのですよね。
さらには、十干十二支の「戌(いぬ)」「戊(つちのえ)」としても読めるので非常に紛らわしい。
ちなみに、私は以下のように覚えています。
「一匹(=戊+一)の戌(いぬ)が術(=ジュツ)を使う。」
「土の上(=つちのえ)に草がぼうぼう(=「ボ」)と茂(=艸+戊)る」
「一匹(=戊+一)の戌(いぬ)が術(=ジュツ)を使う。」
「土の上(=つちのえ)に草がぼうぼう(=「ボ」)と茂(=艸+戊)る」
「戍(ジュ)」については、「衛戍(エイジュ)」という熟語で覚えています。
「衛る」「戍る」はどちらも「まもる」と読みます。
「衛る」「戍る」はどちらも「まもる」と読みます。
紛らわしい漢字は、安直に覚えようとせず、
覚え方を工夫してみることが近道かもしれませんね(^^
覚え方を工夫してみることが近道かもしれませんね(^^
クイズ解答
以下、昨日のことわざクイズの答えです。
レベル1:虎の威を借る狐
有力者の権勢をかさに着ていばるつまらぬ者のたとえ。
レベル1:虎の威を借る狐
有力者の権勢をかさに着ていばるつまらぬ者のたとえ。
レベル2:掃き溜めに鶴
つまらぬ所に、きわだってすぐれたものが現れたたとえ。
つまらぬ所に、きわだってすぐれたものが現れたたとえ。
レベル3:雉も鳴かずば撃たれまい
無用のことを言わなければ、禍いを招かないですむことのたとえ。
無用のことを言わなければ、禍いを招かないですむことのたとえ。
レベル4:牛にひかれて善光寺参り
ほかのことに誘われて偶然よい方に導かれること。
ほかのことに誘われて偶然よい方に導かれること。
レベル5:鯛もひとりはうまからず
大勢で食事するほうがおいしく、幸せであるということ。
大勢で食事するほうがおいしく、幸せであるということ。
レベル6:梅に鶯
とりあわせのよいことのたとえ。
とりあわせのよいことのたとえ。
レベル7:皿なめた猫が科を負う
悪の張本人や主犯が捕まらずに、手下だけが捕まって処罰を受けること。
悪の張本人や主犯が捕まらずに、手下だけが捕まって処罰を受けること。
レベル8:夢野の鹿
気にかかることや心配事が、予想していたとおりになること。
気にかかることや心配事が、予想していたとおりになること。
レベル9:山の芋が鰻になる
物事が急に意外なものに変わることのたとえ。
物事が急に意外なものに変わることのたとえ。
レベル10:憎き鷹には餌を飼え
刃向かう者を力ずくで屈服させるよりも、ご馳走や金品を与えて手懐ける方が良いということ。
刃向かう者を力ずくで屈服させるよりも、ご馳走や金品を与えて手懐ける方が良いということ。
空欄に埋まる漢字はそれほど難しいものではないんですけど、
後半からは、聞いたことがないようなことわざばかりだったのではないでしょうか。
後半からは、聞いたことがないようなことわざばかりだったのではないでしょうか。
ことわざの世界も、漢字とまた同様に奧が深いものです。
よく知っていることわざでも、典拠が意外なところにあったり、
おもしろおかしなエピソードがあったりするので楽しいですよ。(^^
よく知っていることわざでも、典拠が意外なところにあったり、
おもしろおかしなエピソードがあったりするので楽しいですよ。(^^
クイズ
今日は鳥の名前クイズです。以下の鳥の名前を読んでみてください。
レベル1:孔雀
レベル2:烏
レベル3:啄木鳥
レベル4:鸚鵡
レベル5:椋鳥
レベル6:山原水鶏
レベル7:桃花鳥
レベル8:花鶏
レベル9:珠鶏
レベル10:眉茶
レベル2:烏
レベル3:啄木鳥
レベル4:鸚鵡
レベル5:椋鳥
レベル6:山原水鶏
レベル7:桃花鳥
レベル8:花鶏
レベル9:珠鶏
レベル10:眉茶