シラ - 崩壊学園wiki

キャラの基本情報

• 誕生日　8月15日
• 身長　165cm
• 体重　35kg
• 3サイズ　64/43/60
• 趣味　二人きり

金色な日差しが木の葉から漏れて、蝶の翼の少女を照らす。長い髪が肩を撫で、無表情のままでいる。誰も想像つかないだろう、この妖精のような美しい少女が神界を戦慄させる堕天使シラだということを。

神格覚醒ストーリー

妖精

早朝、バビロンの神格たちが同時間に強い地面の揺れを感じた。大きな爆発の音と共に、巨大な火の玉が学園の北にある森林エリアに落下した。その瞬間、爆発の音と強烈な衝撃波で学園の全てのガラスが割れた。
緊急事態一一この衝撃に驚かされた神格たちが同時に事件現場に赴いた。
しかし、神格たちがその場で発見したのは妖精のような蝶の翼を持つ少女、その少女は静かに爆発の中心エリアに座っている。よく見たら彼女の体に重いチェーンが巻きついている。
「何だよ、凶悪な悪鬼が降臨したかと思ってたんだ。ふんふん〜、この妖精のお姉ちゃんが私の暗い人生の中に燃え盛る炎をつけた。お姉ちゃん.....あの——」
「待って！」

だけど、話しかけに行くヨーコを隣のルシファーが止めた。その時、ルシファーの顔から普段の余裕を見せる笑顔が消えた。
「死にたくなければ、彼女から離れた方がいい、あれは妖精なんかじゃない....」
「彼女が堕天使の中で最も恐ろしい者、シラだ」

伝聞

「一瞬にして世の中の全ての飲み込みうる洪水を作れる」
「末日の審判で一瞬で1/3の命を抹消できる」
「彼女の誕生について誰も知らない、彼女こそが最も危険で、過激で、狂っている堕天使だ」
「どこの国にも共通の伝説がある。天使シラは不幸と死を象徴する」
「あれは神が彼女に与えた使命....しかし.....」

ここまで言っていたルシファーが軽く肩をすくめた。

「この辺りの天賦がちょっと強すぎたかも.......神さえも彼女に枷をかける他なかった」

その時、金色の日差しが茂る森から漏れて、妖精のような少女の体を照らす。少女は少し目を瞑って、ルシファーの言葉を聞いて、遠い昔の出来事を思い出した。

天使

シラ、あなたが仕事で得られるのは人類からの恐怖心、人類はあなたの残虐だけを覚え、あなたから逃げ、あなたを恨む。

「永遠に人類に理解されることはない」
「それでも心に決めたのか?」
「偉大なる主、一つだけ聞いてもよろしいでしょうか?」
「どうぞ」
「私の仕事は不幸に縛られる魂を解放できるものですか？」
「できる、我が子よ。あなたが必要だ」
「必要ですか.......」
「なら、文句ありません」
「......」

私の目は魂の死際の苦しい様子を見られる、バラバラになった魂がまるで羽化したの蝶の翼のようにゆっくりと希釈し零れ落ちていく。
そして私の仕事は彼らの魂を解放し、苦しみと不幸の輪廻から解放すること。天使であろうと人間であろうと、苦しんでいる者がいれば、私は助けに行く。

「久しぶりだね、ルシファー。名前がひとつ抜けていたよ」
呆れたヨーコに向かってシラが軽い感じで口をひらいた。
「どうも、私はシラだ。人からは———「殺戮天使」と呼ばれている。」

使命

シラの目が苦しみに包まれる魂の因果と輸廻を確認できる。
因果が無数の噛み合う歯車のようで、一旦歯車が二度と回転することができなくなった時、シラは現れる。魂を身体から解放されて次に輪廻までに引導を渡す。
そのせいで......この使命を背負うシラがいつも挽回できない災難の最中に現れることになる。
数多くの命が不可逆的に死に向かい、シラに与える選択肢はほぼない。
例えば、あの創世記的な洪水や末日審判の殺戮とか......。
当然これらの災害の結果は、全部当たり前のように、シラがもたらした殺戮だと思われる。
神が言っていたように。

「彼女は永遠に人々に理解されず、週去と未来の間に自身の使命を果たすしか何もできない」

これこそがり殺戮天使の背後にある真の意味だ。

災厄

「エインヘリャル、してあげよっか、うらなーー」
「もしあなたがこれ以上戦闘中に血の無駄使いをすると、明日は学校の病院行きだ、しかも一年以内に退院不可」
「シラ、あなた喧嘩を売りに来てるの！?」

バヒロン学園で、果たすべく使命がなくなったシラが毎日ブラブラと徘徊している。だが、彼女の能力がタロット占い師のアルカナに多大な迷惑をかけることになった。
二人がエインへリャルの未来について語っている時、通りかかったヘルが口をついて出た。

「どういうこと？エインへリャルの顔色がやばい、死んじゃうの?」

ーーそして、3秒後

「うわぁぁあ！今は絶好調だ、体から力が溢れてくる！」
エインヘリャルの生き生きとした顔を見て、シラが驚いた。ついさっきまで彼女の目に映ったエインヘリャルの運命が変わったから。

「たった一言で……万能の主よ、魂を解放する使命はもはやいらなくなる……」
「バビロンって不思議なところだね」

元ネタ・考察

※非公式の考察であり、情報の正確性を保証するものではありません。

• 大天使であり堕天使でもある一人、サリエルの中国名昔拉（セラ）と思われる。
• 「神の命令」という名を持ち、神の意志を執行する役割を持つ。エノク書によれば、死を司る天使ともされ、大鎌を持ち、死者の魂を狩ると言われている。
• 搜狗百科には蝶のような姿を持つ殺戮天使とあり、神格覚醒ストーリー「伝聞」と同じような記載がなされている。