タルタロス

ギリシャ神話における「原初の神」の1柱で、「奈落」を司る

その姿は無数の目玉が浮かぶ100メートルはある漆黒の球体から、無数の細長い手が映えているという異様なもの。

自分の空間にいる者を闇や重力のような力で拘束し、奈落へ鎮めて封印する能力を持っており、神滅具所持者でも簡単には抵抗できないほどの力がある。
細長い手や目からオーラの光線を無数に発射するほか、近接戦闘では手にオーラを滾らせて敵を貫く。
スピードは出せないので回避は不得手だが、身体の半分を吹き飛ばされても瞬く間に元通りになる優れた再生能力を持つ。

ハーデスの招集に応じ「地獄の盟主連合」に参加、暗黒面を司る原初の兄妹神や、ゾロアスターの悪神を勧誘する。
人の呪いの怖さを熟知しており、人の世を変革させかねない光也を危険視している。

エレボス一派の京都襲撃を影で観察し、彼らが閉じ込められた疑似空間を密かに調節することで自分の領域に作り変え、エレボスがイッセーに敗北したことで神滅具の脅威を再確認し、直後に神滅具の代替わりを防ぐために所持者(イッセー、曹操リント鳶雄、ラヴィニア)を空間ごと奈落へ沈め封印しようとする。

神滅具所持者5名がなすすべなく倒されかけるほどの強者であったが、龍神姉妹が連れてきた龍帝丸と合体して「A×A」に目覚めたイッセーに圧倒され、さらにはエレボスの呪いが解けて顕現したドライグとも同時に戦うことになり、赤龍帝2体からの総攻撃を受けて敗北。

消滅することはなかったが、体長は5メートルほどまで縮小し、行動不能となる。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2022年03月01日 01:01