ラードゥン

宝樹の護封龍(インソムニアック・ドラゴン)


ギリシア神話に登場する魔物の王テュポーンの子の1体で、巨大な木の姿に赤い双眸の邪龍
結界や障壁を得意とする。

元は黄金の果実の守護者で、初代ヘラクレスの試練で邪毒蛇ヒュドラの毒を口に投げ込まれて殺されたが、「幽世の聖杯」の力によって現世に蘇る。

展開する防御障壁は通常の禁手イッセーでは破壊できないほどの強度を持ち、しかも本体も硬く、障壁込みならグレンデルよりも硬いと自称する。
障壁は同時に複数を何度でも張り直すことができ、力を高めようとする前に攻撃を封じられるためパワータイプにとっての相性は最悪である。

17巻のアウロス襲撃では、レプリカ「赤龍帝の籠手」で増幅した力でアウロスとアグレアスを丸ごと覆う巨大な結界を張り、さらに学園前にグレンデルと組んで現れイッセーと戦うが、ユーグリットに呼ばれて撤退。

18巻の天界攻撃で、イッセー、ゼノヴィア、アーシアを除いたグレモリー眷属と突如として乱入してきた曹操との戦闘を行う。
途中、グレンデルを基にした新型の邪龍を3体召喚するがそれも殲滅され、曹操の技術で翻弄された末に結界を張りなおした一瞬の隙をつかれて、自分がすっぽり入る大きさの穴の中へ「馬宝」で転移させられ、身動きが取れなくなったところでリアスの「消滅の魔星」で結界ごと滅ぼされ、魂はグレンデル同様、小猫により宝玉に封印される。

その後は量産個体が開発されている。

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最終更新:2022年02月21日 21:44